銭食い虫? それともただの害虫?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20051111/224405/
出来るだけ引用を控えながらいきたいんですけれども…頑張れるかしら?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20051111/224405/ より
普及せぬ電子申請、平均利用率は1%未満

素敵だわねぇ e-japan。流石は絵に描いた餅がお得意な官僚連中のお仕事だけあって、香ばしさも半端じゃなくってよ?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20051111/224405/ より
余りにも低い利用率に対し、政府はこの7月、各省庁に実態改善に向けた指示を出している。「オンライン利用促進対象手続き」がそれで、申請件数が年10万件以上ある手続きを、電子申請システムへ誘導するよう求めた。だが、利用率という新たな数値目標は、各省庁には高いハードルだ。

えっと…「利用率」って「新たな数値目標」なのね? いった今まではなにを目標にしていたのかしら?
ええ、ええ。わかってはいてよ。でも、それって「無駄な建築物を作って税金垂れ流して損失を月まで届かんが勢いで積み上げまくってた」過去にどのくらい学んだ結果なのかしら?

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20051111/224405/ より
最も利用率が低かったのは、法務省の0.0005%で、電子申請件数は年間2000件。農林水産省(利用率は0.002%)、文部科学省(同 0.04%)、外務省(同不明)においては、電子申請件数は1ケタ台だ。逆に、最も利用率が高かったのは公正取引委員会の4%。実際の電子申請件数は 3000件である。

すごいわよねぇ。利用率が高くて4%ですって。いったいどんなシステムなのかしら?
で、さらに大笑いなのが「利用実態とコスト ( http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20051111/224405/?SS=imgview&FD=1379216241 ) 」っていう画像データ。


そうねぇ。公正取引委員会の、利用率4%、開発コスト8600万、年間運用コスト750万ってのは、まぁまだマシなほうだわ。厚生労働省の開発11億に対して運用5000万ってのも……まぁいいとしましょ。金融庁の開発15億5000万で運用5600万も…まぁごうせいねぇとは思うんですけれども。
それに対して。外務省の開発1億6800万に対して運用1億1300万とか財務省の開発7000万に対して運用6000万とか。…どんな運用しているのかしらっていうか毎年システム全とっかえとかしているのかしら?
国道交通省の開発23億で運用2億ってのも豪華ねぇ。どれだけ壮絶なシステム運用しているのかしら?運用費なら、文部科学省の1億2000万(開発は7億6000万ですって)も見逃せないわね。


なんかこぉ…税金とか支払うのが本気で馬鹿らしくなってくるわね。っていうか「実際にシステムを作ったりメンテナンス作業をしたりしている会社にその何%が支払われているのか」に興味があるわ。
それとも「いったいどれだけの金額が途中で無駄に抜かれてるのかに興味があるわ」って言い換えたほうが実情に沿った言い方なのかしら?


いずれにしても、いい加減こういう無駄金を…落とすなとは言わないわ。せめてもうちょっと「広く一般に流れるラインで」流して頂戴!!