こまばアゴラ劇場ヘ。
作・演出：瀬戸山美咲 東京ハートブレイカーズ『フィッシュストーリー』の脚本も瀬戸山美咲さんでした。ミナモザははじめて。 美術：原田愛 ドラマダークに中田顕史郎さんの名前がありました。
出演：西尾友樹（劇団チョコレートケーキ） 大原研二（DULL-COLORED POP） 浅倉洋介 山森大輔（文学座） 菊池佳南（青年団） 中田顕史郎
『1991年3月、パキスタンのインダス川で川下りをしていた日本人大学生3人が 強盗団に誘拐される事件が起きました。3人のうち1人は伝達係として解放されましたが、残りの2人は44日間、監禁されました。2人のうちのひとりである服部貴康さんは、帰国後、週刊誌のカメラマンに追われ、 激しいバッシングにさらされ、苦悩する日々を送ることとなります。しかし、大学卒業後に彼が選んだ道はまさにその「週刊誌カメラマン」でした。』http://minamoza.com
2013年の初演と同じオリジナルキャストで再演でした。私は初見。この事件のときかな？自己責任という言葉がテレビに流れ始めたのは・・。
「ミナモザ『彼らの敵』観劇。91年のパキスタン早大生誘拐事件のことはよく覚えている。ペンは剣よりも強し。誘拐されていたパキスタン、帰国後、卒業後と場面転換が凄く多いのに主演の西尾友樹さんを筆頭に何役もされているキャストの皆さんの切り替えが凄い。女優さん二人いるかと思って見てました。」と帰りにtweet。
自由席。15分前に着いたら席がもうけっこう埋まっていたので最前列ほぼセンターで。なので、すごい熱量に圧倒されました。
脚本・演出が素晴らしく、主演の西尾友樹さん（劇団チョコレートケーキのときも凄い）が凄くて、私はふたりいると思った菊池佳南さんが凄くて、大原研二さん、浅倉洋介さん、山森大輔さん、中田顕史郎さん、６人の俳優さんたち全員とにかく凄かった。
とくに西尾友樹さん・・シリアスな、心が壊れてしまいそうな場面のすぐ後に、まだ監禁される前の友人たちとのお気楽な会話、同じく監禁されているパキスタン人との癒しの会話、短いサイクルで場面が変わるときの表情や声のトーンの違いが見事でした。
劇団チョコレートケーキ With バンダ・ラ・コンチャン「ラインの向こう（仮）」 2015年12月 ぜったい観に行く！！ http://kondoyoshimasa.com/banda-la-konchan/program/line-no-mukou/ シアター風姿花伝『悲しみを聴く石』原作：アティク・ラヒミ 演出：上村聡史 翻訳：岩切正一郎 ぜったい観に行く！！http://www.fuusikaden.com/produce.html
