劇評を見て、滑り込みで観賞。満席。 10分休憩を2回挟んで、3幕、4時間。 長丁場だが、退屈しなかった。 日本に生きてる人にとって、とても切実な舞台だと思う。 高校の演劇部で出会い、今も一年に一度の公演をしている女性4人。演劇を中心に活動している人、働きながらの人もいる。部活の顧問だった先生の訃報、そして彼女が書き残した大量のテキストがその息子から届けられる。それは、ひとりの女性であり、レズビアンであった彼女の声。遺志は、これを上演してもらうこと。 亡き先生の家は、兄弟が議員で、今は姪が世襲している。姪の議員は、マイノリティ差別発言を繰り返し、慕っていたおばの残したものを知っても認められないと…