Muho’s diary

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です。

小説などを書いている大倉崇裕のオタク日記です……が、最近は吠えてばかりです。見苦しくて申し訳ありません。でも、いま日本を支配している政治家とその一派の方が遙かに見苦しいでしょう? ちなみに、普通の日常はこちらです。https://muho2.hatenadiary.jp

野党万歳

  • キジトラニャンコさんのつぶやき。 いや、まさにその通り。

よく「野党がだらしないから安倍政権を追い込めない」という人がいるが、資料は出さない、証人喚問要求にも応じない、まともに答えずはぐらかす、逆ギレ、関係ないことを長々喋って時間を浪費する‥これで野党にどうしろというのか。メディアがこの国会の惨状を正確に国民に伝える事を願うばかり。

  • ということで、8日の逢坂議員とア○の金田さんの対決。逢坂議員が素晴らしい。動画は20分越えであり、そんなものを貼っても、どうせ誰も見ないだろう。ということで、書き起こしというのをやってみたのだが、これまた長い。こんなのやはり誰も読まないだろう。伝えるということは難しい。
  • ただ、今私が一番、言いたいのは、野党の人もよくやっているということだ。「野党は反対ばかり」とか「頼りにならない」とか言う人がいるけれど、この動画を見れば、考えは多少、改まると思う。逢坂議員だけでなく、まあ、中には例外もあるけれど、野党の皆さん、がんばっていらっしゃる。
  • つまり、現時点で一番問題なのは、それを伝えていないマスコミ、報道なのではないかと思う次第。

共謀罪で堂々巡り》午前 逢坂誠二民進党) VS 総理&金田法務大臣国会中継 衆議院 予算委員会】平成29年5月8日

(https://www.youtube.com/watch?v=MUYbJ8w913s&feature=youtu.be)


逢坂「一般の方々は、共謀罪の(今度は)嫌疑の対象に100%ならないと言い切れますか?
金田「えー、お答えをいたします。えー、議員のただいま言われたように、対象とはならないとこういうことであります」
逢坂「一般の方々は共謀罪の嫌疑の対象にもならないと。これなかなか激しい私は答弁だと思います。それではもう一つおききしましょう。告発、告発という制度があります。告発。これは、告発は誰でもできる制度であります。そしてここに何か事件があるんではないかというふうに思ったら、それは誰でも告発ができる制度であります。告発によって、この共謀罪の嫌疑のある方、これは何人も、告発で訴えられることはないと言い切れますか?
金田「えー、お答えをいたします。告発をされた場合にも、嫌疑がなければ、捜査の対象にはなりません
逢坂「大臣、告発された場合、嫌疑がないっていうのはどういうふうに判るんですか?告発されるとですね、どういうことになるか。犯罪捜査規範67条告発があった事件については、特に速やかに捜査を行うようにつとめる。こういう規定があるんですよ。告発があったらですね、まず速やかに捜査をしよう、ということなんですね。捜査をしなければ告発の嫌疑があるかないか判らないんじゃないですか?
金田「えー、嫌疑がなければ捜査の必要性がないということになるのであります」
逢坂「大臣、嫌疑がないことはどうやって判るんですか?
(時計を止めてごちゃごちゃ始まる)
金田「嫌疑がなければ捜査の必要性がないということになるのであります」
(速記を止めてください……)
金田「お答えをいたします。告発の内容を慎重に検討し、嫌疑がなければ、捜査は行われないと。そして、誣告罪というのもあるのもご承知の通りであります」
逢坂「大臣、大分苦しい答弁なんですが、告発されたら基本的には速やかに捜査をする。これが捜査規範のルールであります。そして、嫌疑があるかないかはやっぱり、捜査をする調べるということがなければこれは判らない。これどうですか、調べないで判るんですか? 大臣、いかがですか?」
金田「えー、さきほども申し上げましたが、告発の内容を慎重に検討し、そん中で嫌疑がない場合には、捜査を行われることにはなりません
逢坂「嫌疑がないことはなぜ判るんですか? ということを私は繰り返しきいてるんです。簡単な話なんです。捜査をしなければ嫌疑がないことは判らない。これが一般の国民の感覚ではないかというふうに思います。自動的に嫌疑が無いことが判る、そんなはずはない。であるならば、警察の側の捜査の側のそれは判断の乱用ではないかと思いますよ。必ず告発されたら、やはりそれが本当かどうか、確からしいかどうか調べる! それがなければ嫌疑があるかないか判らない。こんなの常識じゃありませんか。大臣、いかがですか」
金田「えー、お答えをいたします。形式的に被告発人になることと、被疑者として捜査対象となることは、別物であります」
逢坂「形式的に捜査の対象となることと被疑者の対象となることは違う……(略)何で大臣私が告発にこだわると思いますか? 今回の共謀罪っていうのは、秘密裏に犯罪を計画するっていうこと。その中身を知るっていうことになるとですね、これはやっぱり、いわゆる俗な言葉で言う「たれこみ」、そういう類のものっていうのが、これは捜査の端緒として非常に大きいわけですよ。だから告発っていうのは非常に重要な要素になるんですよ。だから私、これにこだわっているんですよ。改めてききます大臣、告発によって一般の方々が捜査の対象になることは、100%ない、言い切れますか」
金田「ただいまのご指摘に対しましては、ないものと考えております」
逢坂「100%ないという、これきわめて大きい私は答弁だと思いますが、それでは大臣、少しまた質問の仕方を変えます。現行の捜査法規上ですね、共謀罪の嫌疑で、嫌疑が生じた一般の方々を捜査すること、これ任意捜査も含めてでありますけども、これは現在の捜査権の乱用に当たりますか? 当たりませんか?」
金田「えーお答えをいたします。えー、被疑者として捜査の対象にはなりません」
逢坂「私は被疑者として捜査の対象になるかときいているわけでは、必ずしもありません。そこはですね、嫌疑が生じる、確かに被疑者かもしれませんけども、告発も含めて、一般の方々を、共謀罪の嫌疑……(略)共謀罪の嫌疑が生じて捜査をすることは、現行法上、違法なことですか?」
金田「えー、ただいまの質問(モゴモゴ)……(ゴニョゴニョ)理解をしそこねましたので、もう一度お願いできればと……」
逢坂「共謀罪の嫌疑で、嫌疑を生じた一般の方々を捜査することは、現行法上、違法でありますかとおききしているんです」
金田「お答えをいたします。一般の……方々に嫌疑が生ずることはないとこのように……」
逢坂「それでは大臣、あらためてききます。嫌疑が生ずる対象になる方々に一般の方々は、含まれますか? 嫌疑が生ずる対象になる方々に一般の方々というのは、含まれますか?」
金田「えー、お答えをいたします。一般の方々がテロ等準備罪の対象となることはないとこのように申し上げております。そして、嫌疑がなければ、その者に対する捜査は行われないわけでありますが、一般の方々はさきほどから申し上げておりましたが……(略)違法行為を目的とする団体に限られるわけでありまして、一般の方々がこれらと関わり合いを持つことは考えがたいと。そして組織的犯罪集団に関与しているとの嫌疑が生じることは考えられません」
逢坂「大臣の発言からいけばですね、嫌疑が生ずる方々というのは、あらかじめカテゴリーが決まっているように私には感じられるんですよ。大臣ですね、一般の団体もこれは犯罪集団であるということに一変すれば、組織的犯罪集団になり得るとこういう答弁も大臣かつてされていたかと思います。一般の団体に属している方々は一般の方々ではありませんか? 一般の方々に対する嫌疑というのは、生ずる可能性というのは否定できないんでしょうか。大臣、いかかてですか?」
金田「お答えをいたします。ただいまの質問に参りますと、一般の団体が一変した場合、(略)もはや一般の方々は一般の方々ではなくなるわけであります」
逢坂「(略)当該団体が組織的犯罪集団に一変したかどうかっていうのは、大臣には自動的に判るんですか? 捜査をしなければ判らないんじゃないんですか? 捜査をしないと判らないんじゃないんですか? 大臣。いかがですか」
金田「ただいまのご指摘はですね、その一般の方々が、その集団に属しておる方々が、一変した場合の組織的犯罪集団にそのまま属しているという場合に、その、皆さんが関わり合いを持つということになるわけであります。(略)そういうことは一般の方々にとって、先ほどから申し上げているように、そういうふうには想定をすることは難しいと、このように考えております」
逢坂「(略)大臣の考え方でいきますと、一般の方々は捜査の対象にもならない、一般の方々は嫌疑の対象にもならない、一般の方々は嫌疑の対象になる五集団の中にも含まれない。一般の方々は告発の対象にもならない。こういう整理でよろしいんですか?」
金田「えー、さきほどから申し上げておりますが、捜査の対象にも、そして、処罰の対象にも一般の方々はならないと、嫌疑もならないということであります。告発の対象についても、同じであります」
逢坂「大臣、告発っていうのは、広く何人もできるんですよ。国民に限らず、何人も告発できるんです。告発する人の意志によってそれはできるわけですよ。告発の対象にならないってことをなぜ大臣が言い切れるんですか。受理するかしないかの問題ではなく、まず告発するかしないかのところですよ」
金田「えー、告発とのからみですが、捜査の対象となるというふうに言われているものには入って来ないわけであります。被疑者としてという意味であります」
逢坂「大臣、告発の対象にはなり得るということでよろしいのですね。それは告発する側の判断なのですから。いかがですか?」
金田「繰り返しになりますが、被疑者として捜査の対象と告発の対象について申し上げますと、形式的に被告発人とされること、あるいは被疑者として捜査対象となることは、ありません」
(ええーっ) (速記を止めて下さい)
金田「告発の対象について申し上げますと、形式的に被告発人とされること、そして被疑者として捜査対象になることは、ありません。別物であります」
逢坂「それでは形式的に告発の対象になり得るということは認めたということでよろしいですか?」
金田「告発されても捜査の対象とはならないのであります」
逢坂「告発されて、それがもし内容が充分整っていて受理されたら、それは捜査の対象になるんじゃないですか?(略)」
ここで午前中時間切れ。

TV
「フーディーニ&ドイル」
第2話
女性活動家リディア・ベルワースが街頭演説中に撃たれケガをした。撃ったのは少年であり、自分は復讐をしたと主張する。もし少年の主張が本当であれば、輪廻転生、死後の世界の存在が証明されることになる。ドイルはフーディーニと共に早速、捜査を開始する。少年はストラットンの尋問に対し、名前はマーティン・オプトンであり、自分は頭を撃たれ殺害されたから、復讐をしたと答える。マーティンは12年前、29才で行方不明となっている。そして、少年はマーティン・オプトンの白骨死体が埋まっている場所に、ドイルたちを案内するのだった。生まれ変わりは、本当にあるのか。前半でこれでもかと、生まれ変わり説を補強していく。その過程は圧巻。解決に至る超常現象潰しはややあっさり目だが、犯人も実にいい立ち位置で、本格ミステリーとしてこれ以上ないまとまりをみせている。志も高い。