非暴力で平和は来ない


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 森卓の非暴力主義には唖然とさせられたが(http://d.hatena.ne.jp/NOFNOF/20140511/1399776189)、護憲派を中心として、依然として日本にそのような考え方がある事は確かだ。というか、その考え方は、近年では「進撃の巨人」などにも見られる様に、物語のモチーフとして日本では漫画やアニメのテーマとして幾度も取り上げられている。しかし物語中での捉え方は得てして否定的である。
 例えば「北斗の拳」には「無抵抗主義の村」というエピソードがある(http://nokan2000.nobody.jp/hokuto/page02.html)。

 これは明らかに日本の9条教信者を揶揄したエピソードだと思う。時代を遡ると、似た話は「新造人間キャシャーン」の「キャシャーン無用の街」という回で、もっと鮮烈に描かれていた(http://takenami1967.blog64.fc2.com/blog-entry-118.html)。


 こうしたエピソードが日本で繰返し描かれるのも、やはり日本が占領憲法で自主防衛が不能なほど弱体化させられた事と深く関係していると思う。
 米軍が居なければ独力で周辺国に立ち向かう事すらできない日本。日本が、そういう歪(いびつ)な国家だという事を、日本人は自分の問題として真剣に受け止める必要がある。
 人間の身体の中では免疫細胞が侵入する細菌と絶えず戦っている。それが無ければ、無数の細菌にやられて人間は忽ち腐ってしまう(だから人が死ぬと死体は腐る)。
 自然界では、野生動物は食うか食われるかの捕食の関係の中で生きている。そして全ての人間は、他の生命の命を奪う事で生きている。
 人間も自然の一部である以上、世界の真実から目をそむけ、幻想の中で生きる事は出来ない。世界には戦いがあり、日本人だけが戦いを避けて生きるなど都合のよい事はできる筈がない。我々が戦いを避ければ避けるほど、やがて来る戦いは、苛烈で悲惨な物となりかねないのだ。
 日本人は真剣に戦いに備えるべき。逆説的だが、戦いに備える事が平和への道なのだ!
 


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