日本語が「漢字文化」であることの過去の文章読解におけるもっとも重要な利点

「間髪をいれず」が殺された日 - アスペ日記
安易な「気付き」には身構えた方がいいよなあ、という話: 不倒城

つまり、読み方がいくら変遷しようが表記が一緒なのであれば意味が一緒だ、ということ。もっとも漢字の意味合いだったり元の言葉の意味合いだったりも次第に変遷するので、全く古典(もう明治・大正期のものも古典と言って良いだろう)に対する教養なしには正確な意味がつかめないということはよくあることだけれども。

「正しい日本語」で言うと、じゃあお前「役者不足」なんて使ったことあるのかよって話で。使わない言葉は次第に淘汰されるし、使っている言葉は新しい意味を得たりしつつ変遷していく。けれども、漢字の持つ本質的な意味はそれほど大きくは変わらないので想像ができる。

一方で、暫くと漸くの混同みたいなのは漢字が似ていることによる弊害なのかもしれない。

だがな、「うる覚え」お前は駄目だ。