『隠者の森』を使った/使われた感想

幾つかデッキを組んで、身内とフリーで回してみた。
勢力別に雑感など。

E.G.O.

ヨフィエル》+《夏休み》《エクリプス》の重焼きを組んでみた。
回った場合の焼き性能は予想通り強かった。
ただし、タッチカラーしていて、2F2Cのブレイクを使っている分、白単としての性能が下がっている。軽ブレイクの枠も削られているので、特に《エクリプス》後の展開が悪い。
結論としては、白単としての性能を落としてまで《ヨフィエル》を突っ込む必要は無い、と言うことでしょうか。
また、フィニッシャーに《五十嵐いぶき》を採用し、《藤宮真由美》《羽生美輝》は抜いていたのだが、勝つ対戦は全て焼きが回った段階で投了されていたので、性能を試す事ができなかった。

あと、対戦相手として《千頭さとり》《デジタルフュージョン》《皆口茗子》のデッキを使われた。予想通りの強さだった。

《超常メイド》は良い感じのキャラクターカードだと認識した。支配して良し、序盤の軽ブレイクの素体にして良し、終盤に《藤宮真由美》の素体にして良し、である。

阿頼耶識

何と言っても《厳島美鈴》であろう。
6/5/6と言うパラメータを持ちながら、単体で精神攻撃が効かず、ファスト・プロジェクト・エフェクトによるパンプはカウンター可能と言う完璧超人なので、対策するべきはシンクロと踏んで、《日御影静流》+《荼吉尼天経》型で組んでみた。
回したり、相手に回してもらったりしたところ、オフィ掲示板で叩かれている程、《厳島美鈴》は強くなかった。
《反魂の術》を入れてないパターンだったので、テンポ的な問題だったのだろうか。《反魂の術》を入れたパターンも試してみようと思う。
あと、やはり《御眷属》を積むべきだったと反省。

WIZ-DOM

《ブリュンヒルト》による無限デッキを組もうと思ったけど、《千頭さとり》が足りなくて断念。

ダークロア

さて、注目の勢力です。
今までメタの中心に居続けたというのに、今回のエキスパンションでも強化パーツが大量に与えられている問題勢力です。

《真央・バースト》は、《魔神カーリー》が1回り大きくなって、スキルが付与されたのだから、弱いわけが無い。しかも、分類ワータイガーは、《ヒバゴン》《ウミネコ》によってキャラクター側の足回りが強化されている。

予想通りデッキとしては強かったです。
勿論《真央・バースト》は強かったのですが、《千頭さとり》や《厳島美鈴》相手に《ジル・リンクス》が強かったと言うのが大きいです。《ジル・リンクス》はサブアタッカーとして2枚だけ積んでいたのですが、良く引けたと思いました。

あと《ウミネコ》は良いスペックのキャラクターだけど、イレイザー相手に横取りブレイクされるのね。これは失念していた。

極星帝国

特筆すべき事項なし。

イレイザー

《メルキセデク》がオフェンシブを付与する対象にブレイクしていないキャラクターが含まれているのは驚いた。予想外に強い。

ちなみに

山梨では鬼禁止のローカルルールが制定されております。
具体的な禁止カードは《金棒》《颶風神“飛”》《雷電神“鳴”》です。*1

ヨフィエル》が場に居る場合のチャージの方法について。

フリープレーしていて疑問が呈されたので、調べました。
ルールブック47ページのスキル「チャージX」に対する記載によると、チャージの手順は一度にX枚引いてセットするように読めます。1枚ずつ引いてセットする訳ではないようです。
ですので、《ヨフィエル》が居る場合は、X枚引いた後、全てのカードを見て、挿すキャラクターを決められるように読み取れます。
だたし、この件については正式な裁定は出ていません。
来週のチャージ3については、それまでに裁定が出なければ、上記の手順で行う事とします。

*1:このローカルルールや山梨県内のプレーヤー同士で対戦したり、山梨県内のプレーヤーのみが参加した大会で適用されるものです。山梨の大会に遠征される方が鬼分類のカードを使用する分には問題ありません。その場合、山梨のプレーヤー側も鬼分類のカードを使用する可能性があります。

《死乙女“ブリュンヒルト”》無限コンボデッキ完成までの道のり(立志編)

過去の経験から言うと、無限コンボが幾つか発見されたエキスパンションってのは、次Sagaへ移行の前兆だったりする。
《六道辻》《ロケットブースター》による無限ドローエンジンや、《サイバードラグーン》《脱皮》《クローニング》を使った無限デッキ回復があった『磨羯宮の女神』は、次のエキスパンションでSagaIIに移行した。
また、《ドレス》《上忍“服部忍”》による無限パワーカードや、《クロス・ファイア“なつきとふぶき”》にBCBやACBを絡めた無限アタックがあった『魔弾の射手宮』は、スモールエキスパンションを挟んだ次のエキスパンションでSaga3に移行している。

今回、現人神・中井まれかつ大先生が、超天才的なバランス感覚で無限コンボのタネをお与え下さったので、実現方法を色々と考えてみた。
まずはブレイクコストバックが必要なので、《死乙女“ブリュンヒルト”》のブレイクコストを安定してコストバックする方法を模索した。で、出た結論が《コスプレ制服》をセットしてスチューデント分類を与えた後、《グラディエーション》を使用するというものであった。
続いて、アタックコストバックが必要なので、《死乙女“ブリュンヒルト”》にオフェンシブかインフィニティを与える手段が無いか模索した。既に《死乙女“ブリュンヒルト”》にはパーマネントがセットされているので、これがなかなか難しい。
と、ここまで考えた段階で、《ホイール・オブ・フォーチュン“フィリア・フェリス”》の存在を思い出す。

このカードがダメージ判定でダメージ置き場に置かれた場合、≪このカード≫はオーナーの手札に戻る。
このカードがセットされた場合、≪このカードのコスト≫はオーナーの手札に戻る。
≪ブレイクしているキャラクター全て≫のアタックコスト・ガードコストはオーナーの手札に戻る。
≪ブレイクカードのコスト≫は、オーナーの手札に戻る。

2時間ぐらいの思索が水の泡。

そして、諸事情で気力が萎えたので、ブリュンヒルト無限デッキの開発は一時断念。元々、無限サイクルの手順が確立されている訳では無いしね。確立されたとしても大道芸には違いないし。

オフィ掲示板で話題になっている、シールド公認大会の件

http://cgi.broccoli.co.jp/bbs2/index.cgi?mode=view&no=630
とりあえず「1日8回開催は異常だから要調査」。
コレ書いて置かないと、何を言っても「問題ある店を擁護してる」としか取られないのでね。

シールドに限らずリミテッドの大会開催について、主催者ベースで物を語れば、定員はシビアに見積もるもの。それこそ定員オーバーの可能性があっても少なめに設定する。
理由はフレッシュパックを用意しないとならないから。
定員割れした場合、用意したパックがロスになる。
個人主催なら主催者が丸被りだ。
開催をお店に要請する場合も、不良在庫になる可能性は否定できない。アクエリは掛け率の高い商品だから、不良在庫になった場合の損失は大きい。
この辺の事情、言っても理解されないと思ったので、オフィ掲示板の方には書かなかった。

今回の件で、シールド戦やブースタードラフト戦の大会を開くのに際し、申請最低人数8名以上とか制限をつけられたら、ユーザの少ない地方ではリミテッド開催が事実上不可能になる。
それだけは回避して欲しい。