一生モノの英語勉強法

何を隠そう、私ナンチャッテは、ハウトゥーものや実用書を読むのが大好きで、小説の次によく読むジャンルです。
中でも一番好きなのが家事一般系。
例えば、片付けのプロの技を見ては、その自在な想像力に毎回感じいってしまうのです。
私の場合、一般的な読み方とはちょっと違っていて、「それを真似て改善しよう」という気持ちよりも(もちろん真似させてはもらいますが)、筆者の自由な発想そのものを賞賛することによって、自分のモチベーションがインスパイアーされることに重きを置いています。
そこで、そろそろ大掛かりな掃除をするべきときかも・・・・でも、イマヒトツやる気が出ない。きっかけが欲しい・・・・というようなときには、片付けのハウトゥーものを読むという具合です。
カンフル剤的な働きを持たせています。


同様に、細々と英語の勉強を続けてはいるものの、極度にモチベーションが下がってきたと感じたら、その手のハウトゥー本を読むことになります。
今回、本屋さんで『一生モノの英語勉強法』というのを見つけてきました。
最近テレビでもお見かけすることがありますが、火山学者で京都大学教授の鎌田浩毅さんと、予備校カリスマ教師の吉田明宏さんの共著です。
本の帯には「正しい努力で誰でもできるようになる」と書いてあります。
ひき付けられたのは、「正しい努力」という言葉。
今まで私がついつい飛びついていたのが、「努力入らずで」みたいな売り文句だったことが多いんだけど、私にとってはその手の売り文句の本は、結局は便利な言い回しを「ただ覚えるだけ」みたいな内容で、
「え゛〜、そういうのを覚えるのことが努力っていうんじゃないのか?」
と思ったものでした。


これは、はっきりいって努力が必要な内容の英語学習法が書かれていました。
でも、帯の売り文句に偽りなし。
正しい努力ってこういうやり方のことなのか〜と思わず膝を打ちましたよ。


久々に勉強系のハウトゥーもので感じるところがあったので、息子Aにメールしてやりました。そのときうっかり、「モノ」を「物」で打ち込んで『一生物の英語勉強法』と書いてしまいました。
即座に息子Aからレスが来ました。普段、返信なんか来たことない人です。
「い、い、いちせいぶつですか?」
彼は相当びっくりしたのでしょう。どんな生物が英語の勉強をするのか知りたかったのでしょう。
すぐに「モノ」に訂正しておきました。