アバター
数年前に一度見たきり。
当時はわけがわからず、とちゅうで見るのをやめてしまいました。
今回、再視聴。
わたしたちも、もしかするとアバターなのかも。
この肉体を借りている存在だから。
この世界を生きていくために、この身体を借りている。身体が動かなくなったら、帰って行く。別の世界に、魂の本質がいて、そこから遠隔操作でこの世界に来ているだけかもしれません。
これと似たような作品に、永野のりこさんの「電波オデッセイ」があります。
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>>復刊にあたって永野のりこさんのインタビュー記事<<
当時買っておいた「電波オデッセイ」全四巻を、先日偶然にも読み返してみて、また泣いちゃいました。そのころわたしはもうすでに大学生で、毎日をおもしろ楽しく送っていました。小学生だったときから中学生、高校生になってもイジメの対象になったことはなく、正直つらい学生時代を経験したことがありません。そんなわたしでも、この作品にはなぜか心ひかれるものがあり、何度も読み返しました。
わたしが学生時代に読み集めていた本やコミックスなどを、娘が読んでも理解できる年齢になり、いまは好きに読ませています。これはどうかしらとおもうような本とかもいっぱいあるんだけどね。わたしが読んできたわけだから、娘にだけ禁止するのもおかしいでしょう? それを読んでどう考えるかは娘しだいです。
わたしたちはこの世界の観光客。
ステキなおみやげを持って帰るために、この世界に遊びに来ている。
この世界に遊びに来られるチケットはとってもプレミアム。だからわたしたちはとてもラッキーだったの。
まあ、そうおもえるのも、現代の日本に生まれてきたわけだからです。おなじ現代に生きていても、貧困や闘争できょうを生きることさえままならない国はたくさんあるのだから。そういう国に生まれたひとたちにとっては、観光旅行なんてとんでもないでしょう。だからこそ、なおさら、日本に生まれたわたしたちはラッキーな観光客なのかもしれません。ちかごろの日本はそれほどラッキーな状況じゃないかもしれないけれども。
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ところで、この映画「アバター」ってわりと酷評?
面白くないという評価を聞きます。
インターネット世界になってから、にわか評論家が増えて、とにかく批判してさえいればいいみたいな風潮が広がっているのは困ったものです。
わたしは今回、ちゃんと最後まで見て、とてもおもしろいとおもいました。
アメリカ軍って、ああいうこと平気でするよね、と。わたしたちはゴキブリ扱いです。