オイカワ丸の湿地帯中毒

湿地帯中毒患者 オイカワ丸の日記です。

日記

今日は北九州市立自然史歴史博物館(いのちのたび博物館)において開催されている特別展・大どじょう展を見に行ってきました。

素晴らしい。盛り上がる大きなどじょう展の文字。

「日本のドジョウ」で区別した、全33種・亜種が勢ぞろいという、二度とないかもしれないすごい企画です。オオヨドシマドジョウ水槽には図鑑でも記しました「生息地の黒い砂」が敷き詰められています。必見。

高知県の条例で無許可での採集が禁止されているトサシマドジョウも、教育展示目的で特別に許可が出て、展示することができました。九州での成体展示はこれが最後かも。。

さらにひょっとすると九州初展示ではないかと思うのですが、国指定天然記念物&国内希少野生動植物種のアユモドキも、生きたアユモドキも、展示されています!滋賀県立琵琶湖博物館で系統保存されている個体です。

さらには大阪市立自然史博物館所蔵のヨドコガタスジシマドジョウの標本も展示されています。1月に発見されたばかりの標本です。すでに20年以上採集例がなく、絶滅した可能性が高いドジョウです。

しれっとゴンゴダローチやエンペラーローチも展示されています。

帰ってきたヤマトシマドジョウ倶楽部も!九州を代表するドジョウであるヤマトシマドジョウの河川ごとの模様変異を眺める企画です。

ドジョウグッズの展示も色々とあります。私もいくつか提供しています。地味に結構なレアものぞろいで、二度と実物を見ることができないものも、多いかもしれません。

ミュージアムショップでもドジョウ展コーナーが。特におすすめはドジョウ一筆箋です。全5種類。かわいいのからかっこいいのまで、限定商品ですのでお早目にお求めください。もちろんついでに「日本のドジョウ」を買っていただいても構いません。
ということでとにかくドジョウ尽くしのこの展示。水槽や実物だけでなく、パネルも充実しており保全についても色々と考えてもらえるような形になっています。5月14日までです。おそらくここまでの規模では二度と出来ません。お見逃しなく。。