2016年に読んだ本のまとめ


一応、備忘録として。


2016年の読書メーター
読んだ本の数:38冊
読んだページ数:9011ページ
ナイス数:109ナイス

芸術新潮 2016年 06 月号芸術新潮 2016年 06 月号感想
旧約聖書を何故か広島弁で解説。とっつきにくいテーマを超ざっくり解説、でもこれで十分。面白かった。
読了日:12月18日 著者:
芸術新潮 2016年 05 月号芸術新潮 2016年 05 月号
読了日:11月27日 著者:
ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか――新美南吉の小さな世界ごん狐はなぜ撃ち殺されたのか――新美南吉の小さな世界感想
タイトルの問いに対する明確な回答が得られるわけではないけれど、新美南吉という夭折の作家がどのような境遇で作品を生み出したのかを探る試みとして興味深かった。(恐らく本心ではなく)戦争を讃える作品を書いたばかりに評価の低い向きもあるが、時勢に逆らう時間も体力も南吉には与えられていなかった。あのまま戦後を生きればレオナール藤田のような失意を味わったかもしれない。色々考えさせられる。
読了日:11月19日 著者:畑中章宏
小説 野性時代 第152号小説 野性時代 第152号
読了日:11月12日 著者:
小説 野性時代 第151号 (KADOKAWA文芸MOOK 153)小説 野性時代 第151号 (KADOKAWA文芸MOOK 153)感想
新宿歌舞伎町学園、最終回。読むの辛かったからまあ助かる。
読了日:11月1日 著者:
芸術新潮 2016年 04 月号芸術新潮 2016年 04 月号
読了日:10月27日 著者:
第三の時効 (集英社文庫)第三の時効 (集英社文庫)感想
連作短編。強行係三班がライバル心剥き出しで争う、警察内部のお話が主眼で、事件そのものや謎解きには大して新鮮さもないが、刑事たちってほんとにこんな風なの〜? となんだか殺伐とした気分に。固茹で小説でした。
読了日:10月26日 著者:横山秀夫
小説 野性時代 第150号 (KADOKAWA文芸MOOK 152)小説 野性時代 第150号 (KADOKAWA文芸MOOK 152)
読了日:10月3日 著者:
ある自殺者の手記ある自殺者の手記
読了日:9月25日 著者:ギ・ドモーパッサン
芸術新潮 2016年 03 月号 [雑誌]芸術新潮 2016年 03 月号 [雑誌]感想
カラバッジオ特集。激情に流され破滅する気質を持ちながらも、画面に対するかような集中力を持ち合わすとは、常人には理解の及ばぬ天才たる所以か。
読了日:9月17日 著者:
小説 野性時代 第149号 (KADOKAWA文芸MOOK 151)小説 野性時代 第149号 (KADOKAWA文芸MOOK 151)感想
椎名誠の連作が一応最終回。本人に書く気があればいくらでも続きそうな雰囲気ではある。ザSFでございました。
読了日:9月14日 著者:
この闇と光 (角川文庫)この闇と光 (角川文庫)感想
どんでん返し! の帯に釣られ。うーんどんでん返し? 確かにね、まあこの辺りはね。となんだかサッパリしないまま読了。帯で煽りすぎ。面白くないわけではないけども、ちょっと期待しすぎてしまった。
読了日:9月10日 著者:服部まゆみ
三人の百姓三人の百姓
読了日:8月26日 著者:秋田雨雀
有尾人 (手塚治虫漫画全集 (254))有尾人 (手塚治虫漫画全集 (254))
読了日:8月20日 著者:手塚治虫
芸術新潮 2016年 02 月号芸術新潮 2016年 02 月号
読了日:8月17日 著者:
小説 野性時代 第148号小説 野性時代 第148号
読了日:7月29日 著者:
ユフラテの樹 (手塚治虫漫画全集 (255))ユフラテの樹 (手塚治虫漫画全集 (255))
読了日:7月21日 著者:手塚治虫
冒険放送局 (手塚治虫漫画全集 (257))冒険放送局 (手塚治虫漫画全集 (257))
読了日:7月11日 著者:手塚治虫
雑巾と宝石 (手塚治虫漫画全集 (258))雑巾と宝石 (手塚治虫漫画全集 (258))
読了日:7月11日 著者:手塚治虫
芸術新潮 2016年 01 月号 [雑誌]芸術新潮 2016年 01 月号 [雑誌]感想
特集よりも小記事の方が、なぜだか毎号印象に残る芸術新潮。今回は「九州派」の記事が非常に興味深い。でもきっとこれが大特集になったら、多分記憶に残らないのかもという。
読了日:7月10日 著者:
小説 野性時代 第147号小説 野性時代 第147号
読了日:7月4日 著者:
小説 野性時代 第146号 (KADOKAWA文芸MOOK 148)小説 野性時代 第146号 (KADOKAWA文芸MOOK 148)感想
上原善広「溝口のヤリ」最終回。スポーツ全般に、勿論陸上にも全く興味のない私でも非常に面白く読めた。連載中、こんなん読んでるがとスポーツ好きに話すと当たり前のように溝口の名を知っている。すごい奴だったと口を揃える。忘れられてなどいないのだな、と存在すら知らなかった私でもジンワリくるラスト。単行本化もされるとのこと、買おう。
読了日:6月16日 著者:
小説 野性時代 第145号 (KADOKAWA文芸MOOK 147)小説 野性時代 第145号 (KADOKAWA文芸MOOK 147)
読了日:5月31日 著者:
西の魔女が死んだ (新潮文庫)西の魔女が死んだ (新潮文庫)感想
ロハスでオーガニックなスローライフを実践する英国婦人のおばあちゃんと、その孫である不登校の中学生女子のファンタジー。そう、ファンタジーなのである。日本人にはできない直截的な愛情表現を、例えば英語圏の人たちのように容易くできるならば、もっと人はまっすぐに伸びていくのに。という理想の一つをネイティヴ日本人の私などは抱いたりもするが、世界中どこにでも、英語圏にも、イジメも離婚も戦争もあるわけで。こんなばあちゃんいたらきっと……というファンタジー
読了日:5月18日 著者:梨木香歩
世界から猫が消えたなら (小学館文庫)世界から猫が消えたなら (小学館文庫)感想
話題だっていうんで、お勉強として。読者は馬鹿ではない、馬鹿にしてレベルを下げて書くものではない、とはいうけれど。世に出回る多くのベストセラーを読むとき、私は読者というモヤっとした集団のレベルを疑ってしまう。私は自分をレベルの高い読者とは思わない。でも自分にとってのいい本くらいはわかる程度に本は好きだ。この本は私にとっていい本ではなかったし、モヤっとした集団の一部をこれで感動させようという、素直ではない作為すら感じた。ベストセラーとは、どうも相性が悪い。
読了日:5月14日 著者:川村元気
芸術新潮 2015年 12 月号 [雑誌]芸術新潮 2015年 12 月号 [雑誌]感想
作品云々ではなく、谷崎の人となりを紐解く特集。興味深い。久しぶりに谷崎作品を読んでみよう。
読了日:5月6日 著者:
芸術新潮 2015年 11 月号 [雑誌]芸術新潮 2015年 11 月号 [雑誌]
読了日:4月26日 著者:
小説 野性時代 第144号小説 野性時代 第144号
読了日:4月16日 著者:
芸術新潮 2015年 10 月号 [雑誌]芸術新潮 2015年 10 月号 [雑誌]感想
香港アーティスト、リー・キットの一枚記事。アーティストが社会問題に口を出すと世間から色眼鏡で見られろくなことにならない。私自身、政治的主張の入った作品を観るのは嫌い。だから社会問題について語らないという氏の発言には共感できる、はず、なのだが。でもできない。語らないという主張が、イヤなんだと思う。語らない主義であれば、語らないということすら伏せて欲しい。
読了日:4月1日 著者:
小説 野性時代 第143号 (KADOKAWA文芸MOOK 145)小説 野性時代 第143号 (KADOKAWA文芸MOOK 145)
読了日:3月28日 著者:
風の中のマリア (講談社文庫)風の中のマリア (講談社文庫)感想
思っていた以上にハチのお話。そりゃ文章量は多いが内容自体は絵本みたいに分かりやすいし単純、そして年若い人にはそれなりに、年長者には様々な、余韻を感じる余地のある物語。そういう面でも絵本のようである。まあ面白かった。
読了日:3月20日 著者:百田尚樹
小説 野性時代 第142号 (新野性時代)小説 野性時代 第142号 (新野性時代)
読了日:2月24日 著者:
芸術新潮 2015年 09 月号 [雑誌]芸術新潮 2015年 09 月号 [雑誌]感想
流木とか、盆石とか、苔とか。私には何を愛でてるのか、どこに価値があるのか分からない世界で、日本刀もそういう存在だけど、そういう私にも親切な日本刀入門だった。
読了日:2月23日 著者:
小説 野性時代 第141号小説 野性時代 第141号
読了日:1月29日 著者:
芸術新潮 2015年 08 月号 [雑誌]芸術新潮 2015年 08 月号 [雑誌]感想
美輪明宏原田マハの対談。どっちも深い知識があるでしょうに、噛み合わなさが滲み出る記事で残念。美輪様が大物過ぎてもはや一人語りの体。
読了日:1月18日 著者:
くちぬいくちぬい感想
曰くありげに散りばめられた伏線風の記述も特に回収なくただ単に私の深読み、どんでん返しがあるわけでもなく素直にやっぱりこの犯人かというラスト、まあ私が妙に期待し過ぎたというだけで期待はずれと断ずるのもあれだけども、やや不完全燃焼。
読了日:1月17日 著者:坂東眞砂子
小説 野性時代 第140号 (KADOKAWA文芸MOOK 142)小説 野性時代 第140号 (KADOKAWA文芸MOOK 142)感想
中山七里「ハーメルンの誘拐魔」最終回。これも読むのが辛い系だった。なんか説明的で感情の記述も押し付けがましい。
読了日:1月10日 著者:
夢の如く出現した彼夢の如く出現した彼
読了日:1月10日 著者:青柳喜兵衛

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