大蟻食、日蝕を観賞す

へーー!へーー!


さー日食だ、とか言って観察用眼鏡を買おうとしたら、amazonは既に売り切れであった。亭主が渋谷に行って探したが、ハンズもビッグカメラも売り切れであった。悲しんでいると、厚紙を使って観察キットを作ってくれたので、わくわくしながら三時に寝た。




意外だった。まさか日蝕に興味がお蟻とは。まあゴッドハンドとまではいかずとも眷族のお友達のお友達、くらいであったとしても不思議ではないけどなぁ…死ぬまでに完結させてほしいわ建太郎。



で、実際は曇り空で見えなかったということで、NHKでご覧になったという。で、NHKのスタジオうるせえと。

結局、一番素晴らしいのは硫黄島の海岸にたたずむ先生とその周囲の風景(日食時の太陽については色々考えたことはあったが、周囲三百六十度の水平線が全部夕空になるという状況は想定外であった、という感慨は胸を打った)を撮った連中および客船の甲板で、カメラ二台プラスビデオとかで撮影体勢整えたり、この船じゃおれのが一番でかい、とドラム缶のような望遠鏡を誇ったりしている老若を問わないおたくたちの間で、三百六十度夕暮れ状態の海を取ったり、太陽の脇に金星や水星が見えるのを素早く捉えてピントを合わせて見せてくれたりした連中、なのであった――いい仕事であった。実にbravoであった。それでこそNHK

(強調は私)


ふう。そんなによかったのか、NHKの技術の連中は。


ま、いいや、どうせみんなyou tubeに上げるだろ――かくてテレビはますます衰退していくのであった。かかるyou tube頼みが何を語ってるか理解してるか? 楽しいトークなんざお呼びじゃない、ってことだ。特に、NHKでは。



はいな!その硫黄島のやつ、ちゃんとyoutubeに上がっておりました。





ってこれ、NHKの公式アカウントじゃないですか。


これみてもうるさいけどなぁ。ということは他の中継についてはもーっともーっとうるさかったんだろうなぁ。


360度映せるカメラもあるだろうし何台かで分割して撮ったものをつなげることもできるだろうけど、そういうことやったのかな?DVDで売れるのにねぇ。


で、高すぎちゃん?というツアー料金で話題に上がっていた悪石島は暴風雨だったそうで、っざまぁああwwwという声が上がってそうですが、いやいやこれがなかなか凄い。


豪雨、強風、雷そして竜巻の恐怖の中、次々体育館に避難する観測者ら。雨が収まる気配はない。観測者らは体育館の入り口付近に固まり、徐々に薄暗くなる空を見上げるしかなかった。「あと20秒、10秒…」。スタッフの声。午前10時53分。いきなりという感じですべてが真っ暗になった。




真昼間に真夜中のような闇ですってよ。それだけでも価値はあったんじゃないでしょうかね。


お、船上中継もあった。






やっぱ夜とは違う不思議な光景だな。


ま、俺はどうでもいいだけどね。興味なし。ふっふー