曇り


結構蒸し暑く感じた。

明日から正倉院展。関係者や報道向けの内覧会をやっていたようで暗くなってもまだTV局の車が止まっていた。

帰り道、住宅地の細い路地を歩いているとほの明るい光が目に入る。よーくみるとアパートの階段に、荷物を傍らに置いた人が座って携帯電話の画面を見ていた。そのアパートは古く、住んでいるのも独居老人ばかりだと思っていたがその人は若かった。顔が荒木飛呂彦っぽいおばさんだった。超怖かった。

その路地を抜けて車の通る坂道を降りるとき、月に気がついた。今日はそら一面うっすらと霞がかかっていて、そこにまんまるな月が輝いていたので、かなり大きなハローパターンが見えた。光が微かで、写真に撮れないのが残念。