【Memo】文学と餃子

 5/23、第十回文学フリマに参加してきました。

 文学フリマは、大塚英志さんが「群像」2002年6月号で著した記事「不良債権としての『文学』」で提唱した文学系同人誌即売会です。
 各出版社が「顔」として継続している純文学系雑誌の売上が低迷し、ジャンルとしても衰退している中、既存の文壇・文芸誌の枠に囚われない活動の場を作れないかという呼びかけによって始まったもので、2002年11月の第一回からすでに十回目となります。

 以前から興味があり今回「南洋文芸通信社」として初出展しました。文章系、特に創作系サークルにはおすすめしたい催しです。
 コミティア@文芸部#twnovelの関係者も多く参加しておられました。


今回気になったもの:
写真左:「TOLTA」さんの作品「ワンハンドレッドメートルトルタ」。全長100メートルのロール状同人誌で、メンバー4名の誌・戯曲・随想が印字されている。好みの長さを切り売りしていたので20cm程購入。

写真中:会期途中から行商に出た「ワンハンドレッドメートルトルタ」。

写真右:倉田タカシさんの作品「立体紙工作小説・さがさないでください」。正二十面体の表面に書かれた小説。


 終了後、金春本店で羽根付餃子、水餃子などで打ち上げ。久しぶりに堪能しました。