Oxonian’s

韓国の大学で働いてます。EBSラジオ『たのしい日本語』も担当中です。

トルコ3日目:後半

この記事は前日、つまり12月26日の「トルコ3日目:前半」の続きです。

トルコ3日目:前半 - Oxonian’s

昨晩アップしたかったのだけれど、時間が無くて今日に持ち越しというわけです。

12月26日、気球に乗った後はホテルに戻り、ツアーに参加。カッパドキアでは「レッド・ツアー」と「グリーン・ツアー」という2つのツアーがあり、それぞれ訪れる観光場所に違いがある。時間があれば両方のツアーに参加したかったのだが、僕はグリーン・ツアーをチョイス。

まず向かったのは「ギョレメ・パノラマ(Göreme panorama)」という景勝地。一面に広がる岩の風景。気球から観るのとはまた違う迫力がある。

次に向かったのは「デリンクユの地下都市(Derinkuyu Yeraltı Şehri)」だ。地下に巨大な迷路のような洞窟都市が広がっている。リビングルーム、寝室、礼拝堂、貯蔵庫など、色々な部屋がある。地下7階くらいまで見学した。道が狭くかつ天井がとても低い所も幾つかあり、移動するのはかなり大変だった。

お昼時に「ウフララ渓谷(Uhlara Vadisi)」に着いた。雄大な景色に目を奪われながら、川沿いを散策する。

所々に教会があり、中には壁画が描かれている。壁画の保存状態から歴史の流れを感じる。

有に1時間以上歩き、空腹感が物凄い。ようやくレストランに着いて皆で昼食をとる。僕は「牛肉の何とか」というのを注文した。とても美味しかったのでメニューを覚えていないのが残念だ。

最後は「セリメ大聖堂(Selime Cathedral)」を訪れた。尖塔のような巨大な岩で構成された大聖堂。映画『スター・ウォーズ』の撮影がここで試みられたらしいが、許可がおりなかったらしい。

夕方にホテルに戻り、オーナーが紹介してくれたお店で夕食を取る。ここのお店は家族で経営しているようだ。僕がケバブに舌鼓を打っていると、お店の外で店主の方がガラスの壁に "OPON" と描いていた。そうか、トルコ語では "OPEN" のことは "OPON" と言うのだなと思っていたら、単に間違えだということが発覚した。

店内で微笑していたら、突然店員の女性から手招きをうけた。何だと思って外に出たら、「ガラスの壁に新年のメッセージを書こうと思っているのだが、何か書いてくれない?」と言われた。なぜ僕なのだろうと思いつつも、"Happy New Year, Welcome 2013"と書く。

その後もう一度呼ばれ、今度は "OPEN" と書くように言われた。"OPON" とならないように気をつけながら、書く。全くアートのセンスが無い僕に、お礼にと アップル・ティーを振る舞ってくれた。身も心も暖まる一時でした。

CAPPADOCIA PiDE HOUSE & RESTAURANT という、アットホームなレストランです。バス乗り場からも近く、カッパドキアを訪れる際には是非おすすめです。

この日の夜は深夜バスに揺られながら、次の目的地「パムッカレ(Pamkkale)」を目指した。レストランからバス停は近いのだけれど、レストランの店主さんが親切にも車で送ってくれた。

ちなみにこの日記を書いているのは、パムッカレのホテルにて。27日の早朝に無事にホテルに着いたのだった。これからシャワーを浴びて、街に繰り出そうと思います。どんな観光になるのか、、、これについては次の日記で :)