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トルコ語

読書

トルコ語

とるこご

Turkish

名前の通り、トルコ人の言語。トルコ共和国の他に近隣諸国に住むトルコ系の人々によって用いられる。

系統的にはアルタイ諸語のチュルク語派。ただし、場所柄、アラビア語ペルシア語の影響を大きく受けている。

文字はアラビア文字だったが、20世紀になってから西ヨーロッパへの崇拝意識を持つアタテュルクが指導者となったことと、正書法自体が言語に適していなかったことが相まって、ローマ字ラテン文字)に改められた。ついでに言語そのものもアラビア語ペルシア語由来の外来語を大幅に排除してそれまでとはかなり違うものになった。しかし実際にはアラビア語ペルシア語の語彙も非常に多く残った。

日本語との類似

よくトルコ語は日本語と似ていると言われる。

接尾辞をどんどん付けていく膠着語である点、語順がSOVである(ついでに適当に入れ替えても成り立つ)などが、一般に類似点であると言われる。

その程度の特徴を持つ言語は他にも多数ある。かつてはトルコ語他テュルク系諸語と日本語の他、フィンランド語(語順はSVO)、ハンガリー語、その他ウラル系諸語、モンゴル系諸語、ツングース系諸語(満州語等)、朝鮮語を含む「ウラル・アルタイ語族」が提唱され、一定の支持を得ていた。しかし「ウラル・アルタイ語族」仮説は、各言語の固有語の語彙に共通性がほとんど見出されておらず、現在では否定されている。

似ていると喧伝されるのは、トルコ経済的理由から日本語を学ぶ人が多いことや、日本でトルコ語を勉強する人が少なくないことから、覚えやすさを強調するための戦略もある。