今日は樋口一葉の命日

はるばる『書く女』という樋口一葉の芝居をみにいってきた。
一葉というと肖像写真であったり、
鏑木清方の絵だったり、なんというかいかにも薄幸というか、
低体温というか爬虫類というかあまり動のイメージはなかったのだが、
やっぱり生きていた人なんだ〜と超単純に納得してしまった。
作者の永井愛さんによると劇中で流れていたクラシックの曲は
一葉のパッション(といわれたかは不明)というか創作熱(といわれたかは不明)が
ベートーベンに通じるということで使われたそうだが、
私はモーツァルトかと思っていた(笑)。
貧乏だし早逝だし、最後は寒くて暗い感じだし。



日記と作品を並行して読むと面白いそうだ。
実際、劇中でも日常の見たもの感じたものが作品になった、
みたいな感じになっていた。
あと「文学界」の同人との交流とか
知らないこともたくさんあった。


それでめったに読まない天声人語
今日は一葉のことを触れていたので目にとまった。