新世紀の神

横浜の下水道局がいつのまにか「環境創造局」という名前になっていた。

エンバイロンメントをジェネレートするエージェンシーまたはビューロー。

環境を創造。役所に行くとスラーティバートファースト(もちろんビル・ナイの)みたいな人が窓口に出てくるのだろうか。

これはもう、神、いわゆるゴッドなのではあるまいか。

健康増進法」もかなりナチズム&ディストピア風味で面白かったが、これは父性的な権力を感じる。

やっぱDHSだよね

DHSとは何か。デパートメント・オヴ・ホームランド・セキュリティ。国土安全保障省というやつ。

CIAならラングレーとかマクレインとか言うわけですし、NSAだったらフォートミードなわけです。KGBだったらルビヤンカですし、MI6ならヴォクソールなわけです。

で、いまどきのスパイ機関と言えば、ひところ善玉悪玉両方で大人気だったNSAに代わって、カジュアルな服装でアメリカを守る国土安全保障省ということになるわけですが、この本部というのがいまいちはっきりしない。で、wikiを見ますと、

http://en.wikipedia.org/wiki/United_States_Department_of_Homeland_Security

まだ仮本部だったんだね。

アメリカ連邦機関3番目のマンモス機関が、ネブラスカ通りの海軍保安部に仮の宿。NSAの前身AFSAもここにあったというのがなんか因縁。

というか、このwiki読んでびっくらしたのが、最大連邦機関が国防総省なのはまあ当然として、次に巨大なのが、デパートメント・オヴ・ヴェテランズ・アフェア、つまり復員軍人省だってことですな。退役軍人に関する連邦機関がアメリカ2番目の巨大官庁、というのもなかなか凄い話であります。

プリティ・イン・ピンク

「ラブソングができるまで」の冒頭、ヒュー・グラント渾身の80年代風PVが30代以上の世代に爆笑の渦を巻き起こしているようですが。

サイケデリック・ファーズによる「プリティ・イン・ピンク」主題歌でございます。いわゆるニューウェーヴ風バンドというやつです。当時私は「ロードショー」とか小遣いで買ってた小学生〜中学生なガキでした。モリーはそのあとゴダールの映画に出たりして、いつのまにか消えていきましたね。当時はボーイッシュな感じの女性が好みだったので、モリーもわりと好きでした。

なんで突発的にこんなものを紹介したか、というと、最近聴いててひさびさにフォローしようかなという気になったドレスデン・ドールズがカヴァーしていたからなんです。

うーん、原曲よりいいぞ、ってのは失礼だけれど(サイケってまだ立派に活動してるみたいだし)。なんか音楽聴いてて久し振りに感動したかも。

動画はこの投稿者が撮ったとおぼしき自主映像なんで、曲とは関係ありません。

参考:ドレスデン・ドールズってこんなバンド