俗物め

いまだに自分の書いたものが面白いのかどうかよくわからない伊藤です。こんばんわ。

痛恨です。第2部、ペンタゴンの場面ですが、

ハドソン研究所のハマーン・カーン

もちろん「ハー」マン・カーンです。藤原とうふ店や好きとか嫌いとか最初に言い出したのは誰とかのような機能全くナシのお笑いネタではありません。私の単純な筆記ミスです。ごちそうさまでした。

もろもろ

決断するとかしないとか、最初に言い出したのは誰なのかしら、で売れてるっぽいSFマガジン7月号で、山岸真さんと大森望さんにご紹介いただきました。佐々木敦さんにもブログでご紹介いただいているようです。あと、「少年誌の臨界点を突破!」と各所で話題沸騰の「MONOクロ」の著者であらせられる糸杉柾宏さん(女性)にもブログで触れていただきました。

皆様ありがとうございます。

あと、ぼくのお話を決断主義的なものに含めるとしたら、90年代のパト1&2や黒沢清の「CURE」やフィンチャー「セブン」、そしてもちろんなニコライ・イリイチなど、「世界精神(ヴェルト・ガイスト)としての/または映画をアウトラインする演出家の劇内における審級としての/悪役」の系譜も決断主義といわにゃいかんと思うので、(佐々木さんも上記のブログで別の視点から言っておられますが)ちょっと無理があると、個人的にはおもいまする。

と、最近周囲で「決断主義的」と言われること数度だったので。ぼくは90年代的怨念の塊みたいな奴だからなあ……。

今日のかいもの

  • マキャフリイの「アヴァン・ポップPlus」とか
  • ハスミンの「『赤』の誘惑」とか

「強襲部隊」のボウデンによる、イラン米大使館占拠事件と、デルタフォースの初陣での無残な失敗劇を描く「ホメイニ師の賓客」はすごい面白かった。おすすめ。「アラブ」ではないペルシアとしての「イラン」など、あの国の独自性が垣間見えるあたりが無知な私にはありがたいですね。あとデルタ初代指揮官ベックウィズのオレオレっぷりがありえないほどで、そのキャラ立ちっぷりがオッサンキャラスキーには辛抱たまらず萌えたり濡れたりする。いまは「リトビネンコ暗殺」に取り掛かり中。