綱渡り(2/4)〜家族の関係について〜
10代、20代の頃の血縁家族との関係をテーマにしたレズビアンの智子さんのライフヒストリー。2回目です。
当時ある女優(斉藤由貴)に、相当入れ込んでいた。
その入れ込み具合に自分でも疑問を感じながらも、そのことはとりあえず棚上げしておいて、斉藤由貴の写真やポスター収集に明け暮れていた。
いつでも全ての写真を見られるように、壁一面にポスターを貼ったのがまずかった。
明けても暮れても、始終眺めていたことを母に気づかれたのだろうか?
ある日学校から帰るとポスターはすべて剥がされていた。
母にすぐ抗議して、なぜ剥がしたのかと尋ねたが、曖昧な返事で誤魔化された。
こちらも「何か後ろめたさ」も感じていたので、それ以上の追及はできなかった。
【つづく】
(智子) 「綱渡り」
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