BABEL

BABEL

ようやく話題の映画「BABEL」を観てきたよ!!
正直、色んな感想を持つ人がいる映画で、ネガティブな感想もよく耳にしていた。そして落ち込むような暗い映画であることも・・・。
しかし、私が観た感想は、「スゴイ映画!!」。もちろん明るい気持ちになれる映画では無いけど、色んなことを考えさせられる映画であり、あまりにも壮大なテーマをとてもリアルに描いていて、衝撃的だ。誰もが、どこの国の人でも、この映画を観て想うことは沢山あるだろう。そう、いつも自分の生きている世界や立場の視点で色んな物事を捉えている。しかし、他の視点から同じことを見た場合どうだろう?! ・・・この映画は、我々は人間は同じ地球上で、共存しながら生きていることを思い出させてくれる映画だ。そして、そんな色んな視点を持つことができた監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ氏の本当にリアルな描写に拍手!!☆ しかも、役者ひとりひとりが引き立つ演出で、カンヌ受賞・・・納得だよ!! 
ちなみに、日本のチエコがWOMBにいるシーンの“ピカチュー問題”・・・私は全く問題なかったよ。確かにピカピカしてたけど、実際WOMBのレーザー光線ってまさにあんな感じだし、クラクラめまいがすることは全く無かった。それ以上に、目を思わず手で覆ってしまう強烈なシーンは色々あったしね!!★ 
こんな世の中、今どうこうすることは出来ないし、映画の中に解決策があるわけでもない。でも、この映画を多くの人が観ることによって、少しでも世の中について考えるきっかけになれば良いと思う。もう少し「愛」のある世の中に・・・。 
http://babel.gyao.jp/

Jordin Sparksが売れない訳

American Idol Season 6・・・3週間半遅れの日本の放送も今週末ようやく終わった。結果は予想通り、17歳のJordin SparksがAmerican Idolの座を勝ち取った。この結果は、もちろん報道により既に知っていたのだが、その後Jordinの優勝ソング「This Is My Now」が、全米Billboard Hot 100に全く上がってこないのが気になっていた。初登場、15位・・・そしてその後ガックリ下がって、3週目の今や、Top 50内から姿を消してしまったぐらいだし・・・* ちなみに歴代のAmerican Idolの優勝者による優勝ソングは、第2シーズンのRuben Studdardの2位以外、皆1位を獲得している。しかし、15位なんて!!★・・・どういうコト?!?!* 
そんなわけで、週末の土日のオン・エアーをチェックした。正直、Melinda Doolittleの居ないファイナルは、かなりつまらなかった。Jordin、Blake、2人とも好きだけど、スゴーく良いとは思わないし、ファイナルでは2人ともそれなりのパフォーマンスをしたと思うけど、感動はしなかった。
そして最後に、デビュー曲になる歌「This Is My Now」なぜ、JordinとBlake両名に同じ歌を歌わせたのだろう?!?!* Blakeには全く合わない歌で、ちょっと可哀想だった。しかも、下手にさえ聞こえた。しかし、Jordinにはかなり合っている曲だと思った。これぞアイドル!!☆って感じの、初々しい雰囲気で、最後に涙ぐんで歌っている姿に、全米は心を打たれたと思われた。会場もジャッジも相当盛り上がっていた。・・・それなのに、何故CDは売れない?!?!★ 

結局、華々しいはずのキャリアの出だしから不調なJordinだが、この先も、かなり難しい気がする。急いでアルバムとか作らない方がいいだろうね。だって、Jordinってイマイチ個性が無いから・・・*逆にBlakeの方が個性が強いから、デビュー後の姿が想像できるし、有力かもしれない。Season 5でTop 4で敗退のChris Daughtryみたいに・・・。Daughtryもファイナルで番組のサヨナラテーマソング「Home」を披露!! これがこのファイナルで一番良いパフォーマンスだったかも・・・!!★ 

あ〜・・・Daughtryの声、最高!! 是非彼のライブを生で観てみたいけど、今シーズンTop3のMelindaのライブがあったら、それもゼーッタイ観たい!!☆ 毎回何を歌っても、群を抜いて上手かったMelindaの今後の活躍に期待だわ!!(※これまたMelindaの場合、ライブは良くても、CDが売れるかは別問題な気がするけど・・・。)

ファイナルの結果発表の会では、有名アーティストとのコラボパフォーマンスが恒例であるが、通常ならTop 4がパフォーマンスというのが妥当なのだが、今回はTop3 + Sanjaya!!★ Sanjayaは、今年の注目の的の一人だったもんね。彼の今後の活動にも、別の意味で興味があるナ〜。(※過去Sanjayaについて語った時の日記