「FOMCは金利据え置き」の予想が出てますね。

日本時間で今日の28:15に発表予定のFOMC政策金利発表ですが、予想がロイター通信に出ています。

  • 米金融・債券市場展望=FOMCは金利据え置きへ、スタンス変更の兆候に注目

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK850840620091103

2009年 11月 4日 08:05 JST

 [ニューヨーク 3日 ロイター] 4日の米連邦公開市場委員会(FOMC)に関して投資家は、最近の経済指標を踏まえて金利が据え置かれると見込んでいる

 アナリストによると、米経済が過去70年で最悪となったリセッションから回復しつつある中、住宅、銀行分野の状況に加えて失業率も高水準となっており、連邦準備理事会(FRB)が超金融緩和策から脱却することはリスクが高い。

 ペイデン・アンド・ライジェル(ロサンゼルス)のシニア・ポートフォリオ・マネジャー、ジェームズ・サルニ氏は「経済の回復力が依然弱い中、FRBは(現在の超金融緩和局面からの)急過ぎる脱却を望まないまま、綱渡りをしている状態だ」と指摘。「一方で、景気回復が加速するとなかインフレ率、金利があまりにも急速に上昇することを望んでいない」と述べた。

 インフレ懸念をめぐって一部のトレーダーは、FRBが利上げの意向を示唆する準備をしているのかどうかに注目している。こうした向きは来年中に利上げが実施される可能性があるとみている。同氏は「つまり、われわれが明らかに金融緩和局面の始まりではなく、その終わりに身を置いているとの見方だ」と語った。米金利先物は、来年前半に最初の利上げが行われる可能性が高いことを織り込んでいる。

 投資家やトレーダーは、FOMCの声明が景気回復を反映して微調整されることに備えている。声明では、銀行システムに供給した大量の資金を吸収する可能性についてヒントが示されるかもしれない。MFSインベストメント・マネジメントのチーフ投資ストラテジスト、ジェームズ・スワンソン氏は「市場は既に若干のスタンス変更について準備をしている」と述べた。

 FOMC声明は米東部時間午後2時15分(1915GMT)に発表される。これに先立ち、ADP全米雇用報告、米供給管理協会(ISM)非製造業景況指数の発表がある。

 このほか、4日は米財務省の四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)に関する発表も予定されている。8月の四半期定例入札は総額750億ドル規模だった。アナリストは、今回は少なくとも800億ドルに達すると予想している。

3日には

  • UPDATE2: 米金融・債券市場=続落、入札条件・FOMC声明の発表控え様子見

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnJT850839020091103

 米金融・債券市場は続落。4日の四半期定例入札(クオータリー・リファンディング)条件と連邦公開市場委員会(FOMC)声明の発表に備える動きとなった。

とありました。今日のドル円は10分足で、
http://www.forexpros.jp/currencies/usd-jpy-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E3%83%81%E3%83%A3%E3%83%BC%E3%83%88

で、ここ一時間くらい落ち続けてますね。理由は良く分かりませんが。

追記
サーチナも予想が出てますね

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20091104-00000019-scn-brf

<本日の見通し−外為トゥデイ>
 本日のドル円予想レンジ:88.80−91.40円

 本日のドル/円は、日本時間5日未明のFOMC声明の内容次第とみられ、発表までは90円台前半で様子見ムードの強い展開が予想される。今回のFOMC声明は、次回12月15日、16日のFOMCまでの外国為替相場の基調を左右するとみられ、超金融緩和政策の出口戦略について踏み込んだ表現がなされるかどうかが争点となっている。前回とほぼ同様の表現であれば、ドルが売られやすく、やや踏み込んだ表現となれば比較的早期の利上げ観測が強まり、ドル/円が買われやすい。

 内容を予想するとすれば、先週発表された第3四半期の米国GDPは5四半期ぶりにプラス成長となったものの、成長の大半は政府支出によるものとみられ、経済は依然として脆弱であるとみられることから、出口戦略について踏み込んだ表現は今回も回避されるのではないかとみられるが、発表された内容とその反応を慎重に見極めることがなにより肝要である。

 テクニカル的には、5日移動平均、10日移動平均が下落基調となっているが、25日移動平均90.31円水準をなんとかキープしている。やはり、FOMC声明がカギである。(執筆:外為どっとコム総合研究所 編集担当:サーチナ・メディア事業部)

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先ほどのグラフだと90.31円下回ってますね。ドルが売られやすく支持線も越えてしまったというところでしょうか。

追記2
12月のは

  • FOMCでは、政策は据え置きとしつつも資金供給に変更の可能性

http://d.hatena.ne.jp/ROBERT-B-PARKER/20091215/1260899620
です。