新宿国際名画座、新宿国際劇場閉館

9/9に閉館という情報を受けて記念に行ってきた次第。

とりあえず劇場前について衝撃を受けたのが映画看板が飲み屋の広告になっていた事。あの手描きの文字看板が空間に異彩を放っていたのに、、、




新宿国際名画座にて
「絶倫ハーレム 三人の妻」
「不倫旅行 一晩に三人と」
「好きもの姉妹 奥まで締めて」

名画座は地下。劇場階に降りる途中に券売機がありそこで入場券を購入してもぎってもらう。もぎりのおじさんに「実際閉館はいつなんですか?」と訊いたら「9日だけどどこで知ったの?」と驚かれた。ネットでと言うと納得してたけどどんだけ秘密にしてたんだろ?
劇場階廊下はぼろいけどそれほど薄汚れた感じは無かった。驚いたのは廊下から場内に入る扉で、防音とか何もないぺらっぺらなの。場内は結構広く椅子はぼろいものの300席くらいはあったかな?スクリーンも意外に大きい。ただスクリーンの左右にでかいエアコンが1台ずつ置いてあるんだけどそれがうるさいのとキンッキンに冷やしてるんで凍えるほど寒い。
客は5人ほどがひっきりなしに出入りしてたのが印象的。あと、途中でテニスの格好をしたおじさん、当然ミニスカートの方ね、が場内に入ってきて異次元感を増し増しにしてくれた。



新宿国際劇場にて
「若未亡人 うるむ肉壷」
「親友の妻 密会の黒下着」
「痴漢天国 乳揉み車内」

こちらは2階。券売機システムは同じ。名画座よりはもうちょっとしっかりした扉を抜けて場内へ。こちらのスクリーンはかなり大きい。そして場内も2階があるほど広い。これにはびっくり。さらに驚いたのは客席で、前の席との間が足を伸ばしてギリギリ届く程度に広い。だから広くても客席数はやはり300くらいだろう。椅子は名画座よりましかな程度。2階はもぎりのお姉さんに聞いたら事務所になっているとの事。
鑑賞中、自分の映画鑑賞史上初の「場内でタバコを吸いながら観る客」に遭遇しテンションが上がる。浅草映画館全盛時代にも観なかったぞ。子供だったから気にならなかったのかなぁ?





上記6作品中「若未亡人 うるむ肉壷」「親友の妻 密会の黒下着」は映画作品としてなかなか良作だった。名画座の方はどれもプログラムピクチャーっぽい軽いのりが悪くは無かった。エロシーンはそれぞれが工夫を凝らしてて面白かったんだけど、正直6本続けてみるのはしんどかったなぁ。