綿向山の霧氷


●2013年12月29日(日)

 2日前から断続的に平地でも雪が降りました。予報では日曜日は朝から晴れになるとのことでしたので早朝から登山開始。いつもの駐車場は積雪5,6cmほど。すでに二人ほどが先行しているようです。2日前の雪がいったん凍結し、その上に乾いた雪がさらに積もっているため歩きやすい状態。結果的には山頂までアイゼンをつけずに登りました。


樹氷もしくは樹霜(じゅそう)

 今回すばらしかったのは5合目から先で見られた霧氷。遠目には雪が付着しているだけかと思ったのですが、見事に結晶化しています。霧がけっこう出ていたため樹霜(じゅそう)ではないかと思われます。今回もデジカメを持ってこなかったためスマホのカメラでの撮影。次こそはデジカメを持って上がろうと決意したのでありました。





■雪山装備について
 山頂についたのが08:06。水分補給とチョコバットエースでエネルギー補給したのちアイゼン(12本爪)を装着。すぐに下山を開始します。下山中に20人くらいの登山者とすれ違いましたが、登山道のほとんどがかなり狭いためすれ違いには気を遣います。前方に登山者を見つけたらどの地点ですれ違うかを選定。登り優先ですから下山中のこちらが山側によけて停止するのが基本。その場合に登ってくる人が谷側にバランスを崩しても安全なように、谷側の足場がいいところや立木があるところを選びます。

 こうやって下っていくときにあいさつを交わしながら情報交換などをするのですが、中には雪山の装備をしていない人がおられます。この山の場合、7合目より上で30cm以上の積雪があれば比較的安全に上り下りができるのですが、最低でも6本爪の簡易アイゼンとダブルストックを持参していくべきでしょう。今回私は登りではアイゼンをつけませんでしたが、凍結部分の上に雪がたっぷり積もっていたからつけなかったにすぎません。もし凍結部分がむき出しであれば早い段階でアイゼンを装着していたでしょう。


 ウェアリングについてですが、この冬からファイントラック社の製品を使うようになりました。ベースレイヤーの下にドライレイヤーを着るようにしたのですが、とても快適です。ただし、このメーカーのベースレイヤーは綿向山のような低山ではちょっと暑くなりすぎます。私にとってちょうどいい組み合わせはドライ・ベース・ミッドシェルの組み合わせ。ハードシェルはザックに入れたままで着ることはありませんでした。


今日の動画
  Netzwerk Send Me An Angel
   http://www.youtube.com/watch?v=P7oJ0PQACSM