アカデミック・コーチングが、若者を輝かせます

10年後、大学の授業はどのように行われているでしょか?イメージしてみましょう。いまと同じような授業が行われているとは、とうてい思われません。90分間、教員が一方的に話しまくり、学生がじっと耐えて聞いているという光景は、姿を消しているでしょう。

能動的学習姿勢の重要性が強く求められていながら、依然として、大学の多くの授業では、学生に受動的学習姿勢を強い続けています。教員が90分間一方的に話し続けて、学生はひたすら我慢して耐える、寝る、サボる。こんな構図が蔓延しています。

この構図を変えるのは、アカデミック・コーチングです。「人が本来もっている能力を最大限に引き出し、可能性を大きく拓かせることを目的とするコミュニケーション手法」であるコーチングを、大学の教授陣とプロコーチ陣がタッグを組んで理論的に体系だてたのがアカデミック・コーチング。これまでの経験則によるコーチングではなく、理論的体系によるコーチングです。これからの教育の主流は、ティーチングではなく、コーチングになるでしょう。

教員がコーチングを身につけると、そのスキルを講義で活用し、学生をワクワクさせることが出来ます。あるいは、悩み事の相談に訪れる学生に使って、問題解決の道を見出します。また学生もコーチングを身につけて、学生同士、お互いにコーチングしあい、問題解決の糸口を見出します。キャンパスで、学生がコーチングをしあう光景が目に浮かんできます。

アカデミック・コーチングは、大学教育に変革をおこし、イノベーティブな若者をグローバル世界に送り出します。主体性や能動性をはぐくむことが出来るのは、ティーチングではなく、コーチングです。理論的体系に基づくアカデミック・コーチングが、若者を輝かせ、ワクワクする未来を切り開きます。