ストリームノーツ

今回はストリームノーツについてまとめてみたいと思います。

・初心者向け基本仕様
大前提として2つの大事なルールがあります。

1つ目は、ノーツの有効時間についてです。
ストリームノーツには有効時間が設定されており、この有効時間内に始点から終点までなぞり切ればFantasticとなります。
この有効時間内ならばいつ始めようがいつ終わろうが自由です。
早入り不可、時間以内になぞれなければミス、という点は覚えておきましょう。
maimaiと違ってリズム指定がないのでとっても自由度が高くて楽ちんです。

2つ目はノーツの出現場所と始点終点の位置についてです。
ナイトメア以外の譜面で出現するストリームノーツは8種類。
上側の左右、下側の左右、右側の上下、左側の上下、ですね。
共通して言えるのは、始点終点の位置はそれぞれのノーツで囲むと角となる4箇所である、という点です。
これに関しては、ドッキン☆サマー[B]や窮猫[B]など、とってもわかりやすく確認できる譜面が沢山ありますね。
始点終点がそれぞれ固定なので、当然同じ側に出現する2種類のノーツ(例:上側の左と右の2種類)の場合、始点と終点が入れ替わっただけの配置となります。
ナイトメアに登場する12種類のノーツについてはノーツの配置はバラバラですが、内向き外向きは始点と終点が入れ替わっただけの配置という点だけは変わりません。

・隠れ仕様
知られてるようで知られてないような隠れ仕様をご紹介していきます。案外多いかも?

○矢印の数
どうやら有効時間に比例して増えるようです。
この矢印だけ特殊な点数計算がされているようですが、本題ではないので割愛します。
どっかでスコア計算もまとめるかも。
矢印一個ごとに、Fantastic時のスコアに対する割合分のスコアが加算されていきます。なので、矢印が6個以上のストリームでmissした場合、Greatより点数が高くなることがありえます。これも詳しくは割愛します。
矢印の数が2個だろうと20個だろうとFantastic時のスコアは変わりません。
最短は2個でしょうか? 絵空事[B]の上側で見たような気がします。滅多にないと思います。当然有効時間もめちゃくちゃ短いです。

○ノーツの表示速度
高難易度になってくると矢印が少ないストリームが増えて気付きにくくなってきますが、矢印は一個ずつゆっく〜り表示されます。
これも有効時間……というか矢印の個数で表示速度が変わるのですが、表示し始めるタイミングで有効時間が始まる、表示し終わってから有効時間が終わるまでのタイミングが固定である、という裏ルールがあるみたいです。
「有効時間内ならばいつ終わっても良い」という大前提ルールがあるので、L譜面で矢印20個みたいなストリームが出てきても、こんな矢印の表示速度など無視して、終わりの見えない内にすぐなぞる人がほとんどではないでしょうか。
これが意外と初心者が引っ掛かりやすいところらしく、ホームでビーストをやってる人を見ると、律儀に矢印が表示されるまで待ちながらなぞる人とかが結構いるみたいです。何も知らないんだから当然だけど。
始点と終点が固定、有効時間内ならいつなぞってもOKというルールを組み合わせれば、終点が見えずとも対処できますね。思いっきり画面端まで引っ張る勢いでなぞっちゃいましょう。
ただし、ハイスピやイヤホンジャックの音量設定誤爆には気をつけましょう……。

○なぞらなくても矢印が消える場合がある
これはちょっと特殊な条件の元発生するものです。
その条件とは「ある程度速度を持たせて矢印をなぞり、その状態で画面から手を離す」というものです。とってもわかりづらいですね!
物凄い速さで途中までなぞってからそのまま手を離すと、その先の矢印も消えてくれる、というとわかりやすいでしょうか?
これ、離す瞬間の速度がとっても大事です。一度矢印をなぞるのを止めたり速度を緩めてから離しても効果はほぼないです。
また、凄い速度でなぞってから途中でピタッと止めてしまっても意味はないです。必ず速度がある状態で手を離さなければいけません。
L譜面のめちゃくちゃ矢印が多い曲なんかでこれをやると案外スルッと入って楽しいです。
が、滅茶苦茶忙しい譜面に適用しようとすると実用性はほぼ皆無だと思っていいと思います。ハルモニア[B]でこれをやろうとしたら全部ミスりました。
また、腕をクロスすることを余儀なくされるような配置だとうまく加速をつけたまま手を離すことが難しいと思います。
この仕様はオマケ要素だと思って、基本的には最初から最後までなぞり切ることを全力でオススメします。

○押しストリーム
maimaiにも押しスライドはありますが、こちらは性質が全く違います。隠れ仕様ともまた違う気もしますが、一応ここでご紹介。
こちらの押しストリームでは、全ての矢印を必ず押す必要があります。20個だろうが30個だろうが全部押さなければなりません。なので矢印が少ないストリームでないとほぼ無理でしょう。
また、矢印が消えて次の矢印に判定が移る速度はなぞる速度によって変わるようですが、押しストリームの場合、ノーツのそもそもの表示速度並の速さでしか処理されません。ぶっちゃけ滅茶苦茶遅いです。
なので、やることは可能ですが、実用性はかなり低いと思われます。矢印が2,3個とかの曲だと逆に楽な可能性もありますが、あまりお世話になることはないでしょう。

・仕様の穴をついた解決策
どちらも終点に余裕がある為に、始点を遅らせて取る方法です。実際に読んでもらった方が早いでしょう。
ストリームを早めに取ってしまって後々指の動きを自由にする手法はどの曲でも山程あるので割愛します。

○青春セッション[B]
歌が始まる前の正にイントロ終わりのところですね。3本締めみたいなリズムのやつ。
右側3つのノーマルノーツを片手で捌きつつ左側に下向きのストリームが現れます。隣接3点ノーマルノーツを片手で綺麗に取るの、結構難しいです。
ですがこれ、両手で右側の3点ノーツを取って、直後のスラッシュと同じリズムでヒュンっとストリームを捌くと、なんととっても綺麗に入ります。が、余裕があるわけではないので、ストリームは早めに潰す意識を持つと入りやすいかも。
もう少し有効時間が短めだったらスタッフの思い通り片手処理を強いられていたと思いますが、少し長めだったために入る典型的な例ですね。

○閃光の行方[B]
削除確定曲です。悲しい。
このストリームもかなり有名というか、フルコンを狙うレベルの人ならみんな知ってるのではないかというぐらい知れ渡ってる気がします。というか勝手に気づくか。
サビの終盤、歌詞で言うと「怒りを刃に今変え『て』」の『て↑〜え↓ぇ↓〜〜』のとこですね。『て』にリズム詰まってんな。
(多分スタッフの本来の意図では)上側に右向きのストリームが来つつ、2つ同時スラッシュを左右2連で捌く、とても片手力が必要な鬼配置で超絶難所。の、筈なのですが……。
がっかり残念なことに、先にスラッシュ2連を取ってしまえば、なんてことないただのクソ長いストリームに成り下がります。
『て↑』の部分でストリームが現れ、『え↓ぇ↓〜〜』でスラッシュ2連が入るので最初は『て』の部分で手を動かしてしまったりして滅茶苦茶気持ち悪いと思いますが、慣れるととっても簡単になります。
ホントはスラッシュを片手処理させたかったんだろうと思うと涙を禁じ得ませんね。トホホ(?)

今回は思いの外ボリュームが大きくなってしまった……ストリームはあっさり済ませるつもりだったんだけど。
次はスラッシュノーツですかねー。
最近ビーストのモチベがそれほど高くもないのですが、なんだかんだ好きなゲームなので記事書くモチベは残ってるみたいです。
(本心は弐寺次回作の稼動日が気になってるけど)