必要悪か。偽善か。

全国初「赤ちゃんポスト」設置へ 熊本市の慈恵病院産経新聞

事情があって親が育てられない新生児を受け入れる「赤ちゃんポスト」(通称・こうのとりのゆりかご)を、熊本市の慈恵病院(蓮田晶一院長)が年内にも設置する計画を進めていることが9日、分かった。ドイツですでに導入されているが、実現すれば国内初となる。
同病院は「あくまでも緊急措置で、捨ててもらうのが目的ではない。新生児の産み捨てや、不幸な中絶を少しでも減らしたい」と説明している。
計画によると、病院の窓を外部から開けられるようにした箱型の「ポスト」を設置。内部は保育器と同じ状態に保たれ、新生児が入れられるとナースステーションで警報が鳴る仕組み。
新生児の引き取り先として、岡山県医師会に全国から登録している約160組の里親に、行政を通じて紹介する特別養子縁組制度の適用などを検討しているという。
同病院の蓮田太二理事長(産婦人科)が平成16年にドイツを視察、「赤ちゃんを育てられないと悩む人が、匿名で預けるところがあれば」と、準備を進めてきた。ドイツにならい、ポスト内には考え直した親が子どもを引き取りに来た際の手続きを書いた紙なども入れるという。
蓮田院長は「保護責任者遺棄罪との関係では熊本県警から問題ないと言われた。保健所の許可が下りればすぐに工事を始めたい」と話す。
熊本市保健所地域医療課は「これまで想定していなかったケースだが、病院は赤ちゃんの健康チェックが可能で、命を守る立場。医療法上、抵触することはない」としている。

  • 里親で支えきれないほどの子供が預けられたら、どうするのか
  • 「預ければいい」と避妊の意識が低下するのではないか
  • 外国人も預けにくるのではないか
  • 障害児であれば、と子供を手放すのに抵抗がなくなるのではないか
  • 世話が面倒になったので預けよう、と育児放棄が増えるのではないか
  • これは対処療法で、何の解決にもなっていない

 
それでも、子供を救わねばならない。
 
ついで。
育児放棄・子供への虐待することの障害ってなんだろう?
 
お金の問題か? 託児所等の子育て施設の不足か?
そもそも子供を望んでいなかったのか?
 
前者であれば、公的サポートで救えるかもしれない。しかし、後者は救えない。
そして、如何なる教育をしても、バカは出る。女性自身がバカかもしれないが、バカの犠牲になる女性もいる。まして、教育が不足しているのなら、なおさら。
 
所詮は偽善に過ぎないのか?