eve

未來のイヴにしようかと思いましたが先にネタを書いて人がいたので却下。



去年のこの日の日記を読みました。とっても鬱だったのですね(笑)死にたいとか言ってたし。
合宿の方、どうなることやら…。宿舎が去年と違うところで最悪という話を聞きました。


んーどうしても過去ログを読みながらだから、自分はちょっぴり落ち着いてきたかな?っていう風に。こうやってまとめを書けるのも今日までかもしれないです。
一応30日にもちゃんとした長文更新すると思いますが、疲れてるのと準備でいっぱいいっぱいかもしんない。
だけど年間まとめはちゃんと最終日に書きます。
あと、絶対今年も年越しチャット会はやります!


コーヒービター:10

 ただ黒髪のことについて聞いただけなのにイリスは少し動揺していた。ハーフっていうのは事実なんだし、それで気分を悪くする理由があるのかな…。
けど、彼女にそのことを聞くのは躊躇われる。踏み込むのはいけない気がした。
本当にイリスは不思議な子だ。私の部屋に入ってきて、「目に光が灯っていないから」という風に言ったり、今日の大学の講義の件にしろ不思議と思わざるを得ない。
 夕食を作っている間、そのような考えで悶々としていた。だが、悶々と考えていてもどうしようもない。
料理を作ると、お皿に盛りつけテレビを見ながら夕食を食べる。バラエティ番組を横で流し見つつ箸を進めた。

 私は家族や身の上に関してはこれといって特別なことはない。多分。両親が隠していることがなければ。そういった可能性は皆無に等しい。
自分で言うのもなんだけど、ごくごく普通の一般的な女であると思う。高校時代は部活には入ってはいなかったけど、恋愛に身を焦がしたり傷ついたり。モモコやたくさんの友達と高校生活を送り、勉強を頑張って第一志望だった今通っている大学に合格して通っている。
そんな風に思索していながらごはんを食べ終わると、食器を片づけてバイトへ行く準備をした。夜型のバイトだけど、別に怪しいバイトじゃないわよ?
バイトへ行く準備をしているうちにさっきまで思っていたことを頭の片隅においやった。

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第十話目終了です。予定だと50話目標かなぁ…失礼ながら習作的な要素があるからなぁこの作品。一話と十話を較べてもらうとちょっぴり表現とか変わっていません?