今日も本戦いつも本戦

Japanese toddler found alive four days after quake
At least 31 die after powerful tremor
http://www.thestar.com/NASApp/cs/ContentServer?pagename=thestar/Layout/Article_Type1&c=Article&cid=1098873009711&call_pageid=968332188492&col=968705899037&DPL=JvsODSH7Aw0u%2bwoRO%2bYKDSblFxAk%2bwoVO%2bYODSbhFxAg%2bwkRO%2bUPDSXiFxMh%2bwkZO%2bUCDSTnFxIm%2bwgTO%2bQIDSThFxUn%2bw8QO%2bMJDSPkFxUj%2bw8UO%2bMNDSPgFxUv%2bw8YO%2bILDSLkFxQj%2bw4XFw%3d%3d&tacodalogin=yes


少なくとも31人が亡くなった巨大な地震で日本の幼児が地震後4日生存して発見された

と今朝のトロスタは伝えている。AP伝。
でもこの時点ではこのYutaクンのお母さんの様子はunknownだと書かれていたが日本のニュースを見ると亡くなっていたそうで、とても悲しい。


長男を救出、母は死亡・長女の救出難航
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20041027it11.htm

お母さんは報道を見る限り土砂が一気に流れ込んだ際に亡くなっていた可能性が高いようだ。

ありがとうレスキュー隊。

 ブッシュというババ


米誌ニューヨーカーがケリー氏支持表明
http://www.asahi.com/special/usaelection/TKY200410260273.html


朝日の記事。ニューヨーカー誌がブッシュを支持したと聞いたらどういう理由なのかと詳しい記事を読みたくなるが、ケリーを支持したと聞いて驚く人がどれだけいるんだろう? 

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1925年の創刊以来、大統領選で特定の候補者への支持を表明するのは初めてという。

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明確な支持表明だけが支持表明では全くないと思うわけだが・・・。先日はNYTimeがケリー支持!とニュースとして伝えていたが(冷静になればなるほどバカげている)、とにかく朝日は、アメリカでは並みいる知識人たちがこぞってケリーを支持しているのだ、という状況を伝えたいらしい。


しかしこれは全面的に 朝日 のせいだといわけではなくて アメリカ がそうだからだ。題して「やっぱり ケリー だ合戦」という感じ。「ブッシュに入れるよりは」というのがこの間の合い言葉で、ブッシュというカードは、いやしくも知恵あるものならばいわば「絶対掴めないカード」のようになっている。最強のババだ。


が、みんな冷静に考えてみたら?と私が思うのは、ブッシュカードがババだとしても、ケリーカードがキングだ、ということには全然ならないだろうと思うわけだ。またトランプという限られた枠があるわけでなし、ババが何枚入っているかも決まっていない。が、ブッシュがババだと決まると、ケリーこそ素晴らしいと言い出す人がいる。これはこの二元論がつくり出す他意のない余波のような気もする。


どちらもどちらだと思ったら、相対的にどっち(この場合民主vs共和という線にたち戻ることを意味する)か、あるいは原則を考えてそれに照らしてどちらの候補が達成しやすいか、など、と考えてみたらどうかと思うわけだが、そういういわば普通の政治常識の入る隙間は今のアメリカにはない。どっちがいいか、であって、これは結局、善か悪か、俺に付くか俺の敵になるか、ってのと全然遠くはない。と、まぁ、そう主要メディアが乗せることが主要な原因だとは思うが。


記者の目:米国民はなぜブッシュを支持するのか?
http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20041027k0000m070172000c.html

毎日の記者が中西部に乗り込んでいって書いたらしい。なぜブッシュを支持するのか、と。ってことはすでに自分の側の視点は、ブッシュを支持するのはおかしい、なわけだ。中身を読んでもそうだ。

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取材中、2人に1人は「日本人はどう思う?」と聞いてきた。そういう時は「世界35カ国でブッシュ勝利を望むのは、フィリピン、ポーランド、ナイジェリアだけ」というメリーランド大の国民世論調査を引用し「仮に世界市民の選挙であれば、ブッシュ氏は落選している」と伝える。この世論調査は新聞にも掲載されたが、多くの市民は「初耳」と驚く。

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この記者は重大なミスリードをしている。大きな費用負担をして目立たないところで援護しているのはまさにあんたが属するところの日本だ。その情報を開示しないでこんなことを言うのは記者の取材態度としてどうかと思う。またその「世界35カ国」とかいう半端な括りは何なのかを言っただろうか? 多分当該世論調査を実施した国々という意味だろうが、それだけで母数として「世界」を引き腓い砲任?襪發里覆里??,覆砲?海Α▲侫Д△犬磴覆い茲覆 


逆もある。


独ビルト紙、ブッシュ大統領支持を表明
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20041027-00000760-reu-int

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ブッシュ氏は、イスラム過激派の脅威に対し、ケリー候補よりも熱意をもって対処しており、自由貿易を標ぼうし、ブッシュ氏が再選されればドイツはイラクに派兵する必要がなくなるため、2期目も大統領を務めるべきである、としている。

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このままならアメリカの戦争に今の状態で要られるがケリーになったら国際問題化されてみんなで首をつっこまされる、その方がより悪い、という意味だろうか。
この説はカナダでもそう言っている人もいると聞いた。ケリーになったら再度お願いされるだろう、と。


ある種の陰謀めいたことを考えるなら、ブッシュで端を開いてケリーで合法的に世界問題化するとももちろん読める。だからこそブッシュはババでなければならない、と。

 テルアビブ→ヨルダン→バグダッド

香田さん、所持金わずか20ドル 2ホテルで宿泊拒否
http://www.sankei.co.jp/news/041028/sha003.htm


ざっと読んだらどうコメントしていいかわからん、と言いたくなるわけだが少し別の角度から、夕べから考えていたことをまとめておく。

まず気になるのは、テルアビブ→ヨルダン→バグダッドってビザなしで移動できるのか? あと、どの記事読んでも彼に活気、元気、きらきら、やる気等々の印象に繋がるものがなかったように複数人に観察されていることもとても気になる。も1つ言うならワーホリなんかのバックバッカーって別に貧乏というわけではなく、ただ限定的な状況で自己修練するかのごとく暮らしている風の人が多い。つまりホントに掛け値なしに貧乏になるようなことはしない。だって帰るところがあるんだもの。だから帰りの電車賃(比喩だが)への目配りはちゃんとしてますみたいな感じで暮らす。だから所持金が火急なまでに僅少になっても平気だったという説は本当なのかと考えてしまう。これらのことから彼の伝えられている限りの移動は私にはとても不思議なものに見える。何かあったのではないのかと。

 あきれた

今ごろ「あきれた」宣言を出す私はむしろ相当につきあいのいい人の一人なんだろうな多分とか思ったりもするが、aml(alternative mailing list)の投稿記事を見て言葉もない。このへんの人たちはもう少し筋目を通してものが言える人(少なくともそういう人もいるだろう)と思っていたりもしたのだが、そうじゃないらしい。
http://www1.jca.apc.org/aml/200410/41574.html

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ことを自己責任論が再出現する前に、最大限、全国にアピールしましょう。
そのために、日本の沈黙しているマジョリティを、わたしたち市民ひとりひと
りがどこまで動かせるかが、鍵になるでしょう。
日本全国で、そのためのうねりをわき起こらせようではありませんか。

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だそうだが、自己責任論って前回のは過剰が過ぎたにしても、結局とても大事だと思うんだが私は。それを避けて通ろうとする行為には私には不審以上のものがある。今現在イラクに行くという選択をしたのならそれは当然小山のような自己責任論をかまされてもしようがない状況だと本人が認めたものだ、そうあるべきだと考えられないのなら、彼らに社会を論じる資格などないとさえ私は言う。


結局のところ彼らの国家観はとても村社会的なものにみえる。国家が自分たちのもの、自分たちがマネージしているものだという意識がないのだろう。彼らにあるのは、上のもの、主人というより親のような存在としての国家だ。だからなにを言っても自分に跳ね返られない。ある臑はかじるものだと。しかし近代の国家とは他者の集合体だ。


ちなみに、日本語の中で私がかねがね不思議に思っている言葉に「市民」というのがある。私にとって市民とは、Canadina citizenとかAmerican citizenとかのcitizenのことだ。そしてこの語は普通の翻訳環境では「国民」と呼ばれている。これは少し考察が必要な部分でもあろうが、概算で別に間違いではない。結局のところ、citizenとはどこかの所属員、それも正式で満額の構成員である人ということだ。だから、Americaを離れてAmerican citizenは存在しないし。また、「私たち市民は」というのは、二つながらの言葉を持ってしまった日本語では「私たち国民は」というのと等価でなければならない。が、実際にはこれらは別に意味内容を持って、あるいは使用環境を持って存在している。この分岐、気づかわれてますか?

 アラファト議長、具あいが悪いらしい

Arafat's health deteriorating, reports say
http://www.cbc.ca/stories/2004/10/27/arafat041027

たいしたことはないという説から大変だという説まであるが、とりあえず短い間だが意識不明に陥ったというのは側近によって確認されているとのこと。妻はフランスから明日9歳になる娘と到着の予定。アラファト75歳。

  アンマン→バグダッド

外務省報道官記者会見、28日。ちらちら出ていたアンマンですでに外務省が今回人質になってしまった香田青年がそこにいることを知っていいたという話の外務省版。別報道(Zakzak)では家族にも知らせているとあった。ってことは、青年はそれでも行ったということ? その上所持金僅少で。これってどう理解したらいいんだろう?
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/kaiken/hodokan/hodo0410.html#4-A

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今回のこの香田さんについても、実は、アンマンの日本人が泊まるであろうホテルにこうした情報を流すとともに、もしイラク行きの希望をもっていたり、またそうした動きを見せる日本人がいた場合には、直ちに大使館に連絡をしてくれるようにと依頼していたところ、香田さんの件について連絡があり、日本時間の21日以来、我々としても香田さんを捕捉し、出来るだけ早くイラク国外に出るように申し入れ、また、説得をしようと思っていたのですが、大変残念なことに我々と接触が得られないまま、こうした事件の被害者になられたということです。

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