Antoine Dufour インタビュー1
多分みなさん気になってることとかもあると思うので、そろそろアントワンと話したことなどをいくつか書いていこうかとw
(ライヴ動画はもうちと待ってww)
■曲作りについて
曲作る時ってどういう順序で作ってるのか?チューニングとかからインスパイアされるのか、曲のイメージが最初にあるのか等
まずはリフ、次にチューニングで、最後にメロディとのこと。
アントワンのリフは印象的なものが多いんで、これは納得したんですが、メロディが最後というのはちょっと意外ww
チューニングはやはりチューニング有りきではなく、プレイアビリティや響き等を考慮して変えていくと。
で、曲のイメージというかタイトル等から連想させて曲を作ることはあまりないとのことでした。
そしてタイトルはどうなのか聞いたところ、
タイトルは曲が出来てから付けてるとのことでした。
でもツアーに行ったりしてると色々とインスパイアされるものはあるからそのネタは取っておくみたい。
■新しいギターについて
アントワンは現在Mario Beauregard(マリオ・ボーラガー)のギターを使っているのですが、(今回のツアーでは2本持ってきたようです)今度は全く新しいコンセプトのギターをオーダーしているとのこと。
アントワンもドロップチューニングに対応したギターが必要になってたけど、ファンフレットギターはプレイアビリティの面であまり好きじゃないらしく、それで新しいギターを作ることになったとか。
※アントワンのピッキングポジションはブリッジの近くにパーム(手のひら)を付けて弾くので、ファンフレットだとどうしても薬指や小指がブリッジに当たってしまうとのことでした。(下図参照)
というわけでそれらを解決すべく以下の図のようなギターを考えてると。
これは今までには全くない(俺が知らないだけ?)ギターで、以下のような特徴があります。
・ドロップチューニングに対応するために、4~6弦は通常より長い弦を張る。
(これはファンフレットギターと同様)
・6弦は開放でC(4,5弦は忘れたw)
・通常チューニングは変えずに、ドロップDなどの曲に対する場合にはカポを付けることで対応。
つまり、0フレットのところにカポをすることでレギュラーチューニングになる。
(開放だと-4フレットwww)
これによりチューニングを変えることなく、ドロップCの音が出せ、さらにテンションも変わらないと。また変則チューニングにおけるポジションの変更もないということらしいです。
うーん、ここまでギターのテクニックを極めてるから、こういう発想が出てくるんだなぁと前澤さんと2人で感心してましたww
ちなみにこのギターは早くて来年にお目見えとのこと。乞うご期待!