惜しい!


北海道の実家に戻った元同僚ちゃんから先週、暑中見舞い葉書が届いた。
連日の猛暑にぐったりしていたので、例年以上に嬉しかった暑中見舞い。 「暑い夜、新橋まで歩いていた日々を懐かしく思い出します」 という一文に、じんわり。東京に比べたら、北海道は涼しいんだろうねぇ。


その葉書には、かき氷と太宰治の絵。 「ん?なぜに太宰?」 と思ったが、もしかして…。


私の会社のデスクには10年以上前から、大好きな芥川龍之介の写真が置いてある。目立たないように、自分だけがチラ見できるぐらいの位置に。
元同僚ちゃんは、それに気付いていたのかもしれない。長い付き合いだし、なんてったって、なんとなく角度が似ているんだもん、この太宰。


嬉しいのと、懐かしいのと、寂しいのと、全ての気持ちを込めて、残暑見舞い葉書を送ろう!っと。