バドミントン教本に影響されて(そして自分の体力のなさに嫌気がさして)、このところ「がんばって」昼食の摂取につとめてみている。
レーニングしても栄養をしっかりと摂らなければ効果がないらしいし、疲労からの回復が遅い原因の1つは、やはり栄養不足だろう、という相変わらず安直な思いつきだけで何かを始める人(そして長く続いた試しがない人)。
別に運動選手でもないのに。


で、おかげで頗る調子が悪い。
極端に眠くなったり、重かったり、痛かったり、とまあいつものことなのだが、がんばっているぶんダメージが大きい。
だいたい今の今まで昼食から逃げ回っていた(摂取0カロリーではなかったが)のに、突然食べようとして受け付けるわけがない。
加えて夜もまともに摂ろうとすると、恐ろしいことになる(ていうかなっている)。
出来るだけダメージが多そうな肉や油を避けているんだけどな〜。


あれま、良質のタンパク源は動物性のタンパク質らしい。
もういっそ、スポーツ辞めて完全に菜食×細食になってしまおうか。
いやまて。
スポーツしててもベジタリアンな人はいるはず(たぶん)。
でも、健康管理にあまり時間は割きたくないなあ(駄文書いている暇があったら少しはやってみたら?)。


そうだ、体重計(体脂肪測定機能付き)を買おう。
体重が維持できていればこれ以上食べる必要がない、ということで。
ルン♪


↑絶対に何か間違っている


あれ?
そういや、今年は不健康についてはあまり書かないんじゃなかったっけ?
いい加減「健康神話」から脱却しようとしているのに、これでは駄目じゃないか。
(もう一度気合いを入れ直して)
不健康についての記述はなるべく避けるようにすることをここに明記する。
(たぶん無駄だね)<うるさい、少しは協力しろ>

やさしいオブジェクト指向 やさしいシリーズ

やさしいオブジェクト指向 やさしいシリーズ

書名:やさしいオブジェクト指向 やさしいシリーズ
著者:高橋麻奈


※読了は昨日。
内容は悪くはなかった。
が、すさまじいほどの誤植の嵐。


特に掲載されているソースコードの間違いが解りづらくて、延々と頭を抱えていた。
同期のK氏に「正誤表」なるものの存在を気づかされるまでこの悩みは続き、己の頭の悪さにも辟易したが、間違ったコードを延々と掲載し続けるこの本のひどさにはもっと辟易した。
ていうか、同じコードを何度も掲載しなくていいだろ。
同じならp〜と同じ、で済む話だろうに(ところどころそうなっているが、何故か徹底されていない)。
そのせいで、内容の割には本が分厚くなっているのもマイナス。


最初に読むオブジェクト指向の本としてはまあまあなのだが、そもそも対象が「Javaのコードを読める人」となっているのだから、そんなに丁寧に「隠蔽」や「多態性」について説明しなくてもいいだろう。


というわけで、確かに勉強にはなったのだが、値段やボリュームを考えると情報量は少なく、物足りなさを禁じ得ない本、という評価。
(まったく無知な状態から読めば少しは感想が変わったのかも知れない。従ってJavaについての知識が浅く、デザインパターンもほとんど知らない人(そもそもそういう人がいきなりオブジェクト指向を勉強することに無理があるような気がするのだが)がとっかかりとして読むにはいい本なんじゃないのかな、と少し持ち上げてみる。何せこの人の本には世話になったもので(基本情報技術者試験C++の2冊。Javaは今ひとつだった))。

バドミントン教本 応用編

バドミントン教本 応用編

書名:バドミントン教本 応用編


良書。
基本編は(個人的には)今ひとつだったが、この応用編は指導者のみならず、競技者が知りたい、戦術やトレーニング、コンディショニングの情報が数多く詰め込まれている。


個人的にはフォーメーションや戦術についての情報を求めて本書を購入したのであるが、その辺りの情報量はあまり多いとは言えない。
しかし、その他の情報が充実していたので、価値としては十分。


本書に書かれていることを実践するだけでも、かなりの競技レベルに到達することが出来ると思われる。
紹介されている練習法やトレーニングの方法も、1つ1つ目的がはっきりしていてそれぞれ理にかなっている。
バドミントン指導者必携の書であることは間違いないだろう。


ただし、本書の中で「メンタル面」を扱っている箇所は全く役にたたない。
敗因を外的要因に帰することは練習を怠ける口実になるからいけない、と書いた後で、敗因を内的要因に帰することは自信を喪失させるので慎まなければならない、などと矛盾する記述があったり、要は「アメとムチ」なのだと身も蓋もないような表現に頼っていたり(そんな言葉を見たら選手とトレーナーの間の信頼感はどうなるんだよ)しており、これでは何も語っていないのと同じ(いや、何も語らない方がまし)である。
メンタルトレーニングの重要性だけを説いて、具体的なトレーニング方法は紹介程度にとどめて参考書籍を記し、メンタルケアに関しても同様に専門の書籍に説明を譲るという書き方をすればよかった(そもそも本書の中で網羅しようとすることに無理がある)。


上手くなりたいんだけどどうしたらいいかさっぱり解らない、という人は、一読をお勧めする。
必ず役に立つ。

すぐに使える!  ビジネス文章の書き方 (PHPビジネス新書 45)

すぐに使える! ビジネス文章の書き方 (PHPビジネス新書 45)

書名:すぐに使える! ビジネス文章の書き方
著者:高橋昭男


この本は買ってはならない。
(と書くと、「『買ってはならない』は買ってはならないなどという際限のない批判合戦に発展する危険性があることを覚悟しつつ敢えてこう言う)
ひどい本。
なんでこんな本出すかな。
PHPビジネス新書は役に立つ本を出している、というせっかくの好印象が台無し。
「すぐに使える!」などと銘打っているが、この本で使える情報はほとんどない。


この本の問題は非常に単純である。
要はこの本、「文章術」の本ではない。
かといって、「ビジネス文書」(何でタイトルがビジネス文章なんだろ。敢えてビジネス文書よりも広い意味でとろうとしたというならば、それはそれで「適切な」(勿論皮肉の意味で)タイトルということになるが・・・。だとすればタイトルを読んだ時点でこの本は買うべきではないと判断すべきだった)に関するルールや有益な情報などがまとめられているわけでもない。
単に著者のぼやきが延々と述べられているだけ。


出だしから「差別用語」を扱っている時点で、いやな予感がしたが、結局全編にわたってこの人の「主張」が述べられているだけで、これのどこが「ビジネス文章」の書き方なのか(文中で企業の商品に対するクレームの話が出ているが、まさにこの本こそクレームの対象ではないか)。


せめて偉そうに講じているくらいだから、素晴らしい例文を見せてくれるのだろうと思ったが、最後に掲げられていた「お詫び文」のひどいこと。
お客様に対して「我慢していただきたい」なんて書くか?


この評が私の偏見だと言うのならば(偏見なのは認めるが)、実際に読んでみるといい。
なぜ「偽装はいけない」という話が「文章の書き方」というタイトルの本に出てくるのか解る人がいたら、是非私に解るように説明してていただきたい。
公序良俗に反しない」のは当たり前で、どうしたら反しないような文章を上手く書くことが出来るかを説明するのが本書の役割ではないのか?


余白も無駄に多く、情報量も値段不相応。
かけた時間をまるまる返して欲しくなるような、ひどさに輪がかかった悪書。
私はこの著者の本を二度と読むまい。