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2017-08-22

曹操の叔父

曹瞞傳云、太祖少好飛鷹走狗、游蕩無度。其叔父數言之於(曹)嵩。太祖患之、後逢叔父於路、乃陽敗面喎口、叔父怪而問其故、太祖曰「卒中惡風。」叔父以告嵩。嵩驚愕、呼太祖、太祖口貌如故。嵩問曰「叔父言汝中風、已差乎?」太祖曰「初不中風、但失愛於叔父、故見罔耳。」嵩乃疑焉。自後叔父有所告、嵩終不復信、太祖於是益得肆意矣。

(『三国志』巻一、武帝紀注引『曹瞞伝』)



この『曹瞞伝』の有名なエピソードだが、昔からここで出てくる「叔父」が曹操から見て具体的にどういう関係なのか気になって仕方ない。




現代的な「叔父」と同じであれば曹嵩の弟である曹氏ということになるが、曹嵩が曹騰の養子であることは『三国志』にも明記されている。では曹嵩の兄弟は曹嵩と(曹操と)血縁があるのだろうか、それとも無いのだろうか?




あるいは広い意味での「叔父」つまり親族中で傍系の尊属なのか。そうだとすれば曹騰の兄弟の子孫ということになるだろうから、曹嵩・曹操とは血縁関係に無い可能性が高い。だがそう言い切っていいのだろうか?




はたまた、曹嵩といえば元は夏侯氏であったとも言われている。この記事における「叔父」がこの夏侯氏(つまり曹嵩の実の兄弟や親族)という可能性もあるだろうか?





個人的には確実にこれだ、と思える決め手が思いつかないので、ずっとどういう関係なんだろうか、と不思議に思っている。





誰か明確な答えを教えてくれる人はいないものだろうか(他力本願)。

2017-08-21

情けは人のためならず

文・景間、(王)安孫遂字伯紀、處東平陵、生賀、字翁孺。

武帝繡衣御史、逐捕魏郡羣盜堅盧等黨與、及吏畏懦逗遛當坐者、翁孺皆縱不誅。

它部御史暴勝之等奏殺二千石、誅千石以下、及通行飲食坐連及者、大部至斬萬餘人、語見酷吏傳。

翁孺以奉使不稱免、嘆曰「吾聞活千人有封子孫、吾所活者萬餘人、後世其興乎!」

翁孺既免、而與東平陵終氏為怨、乃徙魏郡元城委粟里、為三老、魏郡人徳之。

(『漢書』巻九十八、元后伝)



王莽らの先祖である王賀は、漢の武帝の時に魏郡で発生した群盗とその関係者、および群盗に適切に対処できなかった官吏たちを取り締まる使者となったが、許して誅殺しなかった。



王賀はそういった者の取り締まり、誅殺を任務としていたので、職務怠慢とされて罷免された。






だが、王賀はその後地元の人間に恨まれることとなり、危険を感じて故郷を離れることにした。



そこで彼が移住したのは、先に多くの人を助けた魏郡だった。



王賀はいわば恩を施した人が山ほどいる郡に行ったわけだから、魏郡の人々が彼を受け入れ重んじたのも当然と言えよう。




王賀は職務怠慢とも言える不作為官職は失ったが、地元から逃げざるを得ないという不測の事態になってその不作為のお蔭で助かったのである。




「情けは人のためならず」ということを体現した出来事であると言えよう。





しかし、そんな人徳の士が何で地元の人間から恨みを買って逃げなければいけなくなったのか、というのはちょっと気になるところだ。

2017-08-20

ゲームの話

実はこの一年あまり断続的にプレイを続けているゲームがある。



Baldurs Gate 2 Enhanced Edition」である。




その一部、いわば本編終了後の隠しダンジョンみたいな「The Black Pits II」というセクションがあるのだが、これのボスが激烈に強く、これまでは本編を終わらせたどころか2周した強者キャラでやっても勝てないでいた。




だがこのたび遂に勝てたので、そのボス戦について一応記しておく。いつかまたやりたくなった時のため、それとこの世に何人いるかわからないが同じように「The Black Pits II」に挑戦している人の助けになるように。



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2017-08-19

発言ギリギリアウト

太祖少機警、有權數、而任俠放蕩、不治行業、故世人未之奇也。

惟梁國橋玄南陽何顒異焉。玄謂太祖曰「天下將亂、非命世之才不能濟也、能安之者、其在君乎!」

(『三国志』巻一、武帝紀)



曹操は若い時に橋玄に「天下が混乱しようとしている。天命を受けてこの世に生まれた才能の持ち主にしか救うことは出来ないだろう。天下を安んじることができるのは君であろうか!」といったことを言われたのだ、と記録されている。




確かに当時の後漢王朝は末期的とも言える雰囲気が漂っていたとは思われるが、それでも時期的に霊帝死後の混乱もその前の黄巾の乱も勃発する前と考えると、天命を受けた者が混乱を治めるという予言はかなり攻めた発言ではなかろうか。




天命を受けた者が今の王朝の混乱を収拾するというのは漢の高祖劉邦や世祖の所業ということであり、今の王朝は終わる、と言っているように聞こえる。





初、(何)顒見曹操、歎曰「漢家將亡、安天下者必此人也。」操以是嘉之。嘗稱潁川荀王佐之器。

(『後漢書』列伝第五十七、党錮列伝、何顒)


曹操を評価したというもう一人の何顒は、上記によるともっと踏み込んで「漢は滅ぶだろう」と言っている。





つまり、曹操は漢に早々と見切りをつけた人から「もう漢は滅ぶだろうけど、こいつが次の天下人になるんじゃないか」みたいに思われたのだ、という、良く考えたらちょっと怖い話になっているではないか。





結果的に正しい分析をしていたわけだが、この当時に人に聞かれて通報されたら首が物理的な意味で飛ぶギリギリアウトな発言じゃなかろうか。




2017-08-18

ひとりごと【ターニングポイント】

昨日でかなり優勝は遠のいたな。



もちろん諦めたとは言わないが、もうこうなっては仕方がないな。天命が無かったのだろう。





何とか最後の方まで優勝争いだけでも続けて欲しいと願うばかり。