高森太郎の日記。

高森太郎の日記です。

でっかい入道雲

 本日は……見事な晴れ&、見事な入道雲がそらにど〜んと浮かんでいて。その周りにふわふわと浮かんでいる黒い雲が低く見えて。なんかすばらしいものを見たようなそんなかんじでありました。
 そしてその後、当然ですがその入道雲によって、一時(三分ほど、ほんのわずかな時間)停電になるくらいの結構激しい雷と、雷雨がもたらされました。
 というわけで停電の可能性があったのでパソコンを起動するわけにいかずこんな時間になりましたが、日中の厚さといい、なんとも夏らしい日でありました。

 といいつつ、明日から暦の上で秋なのですが。

岩田洋季『護くんに女神の祝福を! (4)』

護くんに女神の祝福を! (4)』

著/岩田洋季 イラスト/佐藤利幸

発行/メディアワークス 電撃文庫

 ついに冬休みが終わって、新学期。冬休みの間のことを思い出しつつ赤くなりつつ、護と絢子さんの二人は、仲良く綾子さんのベンツに乗って新学期の学校へ。 いつものように入っていった学校には、なんとエレメンツィアが! そればかりではなく、話を聞くと、「魔王」との異名を取る、唯一絢子さんと引き分けた男、ヨハネが教員として来るという。そしてそれは明らかに、綾子さんに告白したあの手紙について。そして現れたヨハネは、綾子さんの恋人である護に宣戦布告し、そして綾子さんに「俺はお前の愛が欲しい」とプロポーズした……。

 絢子さんったら、からかいがいがあってたのしいわぁ。特に護くんのことになるとすぐ赤くなるですもの。……な『護君に女神の祝福を!』シリーズ最新刊。ピュアラブコメであります。ピュアですピュア。そしてラブコメ。8月発売電撃文庫最新刊です。


 恋に障害はつき物ですが……今回は世界的な……世界一のビアトリスの使い手「魔王」の異名をとる男が、教師として学園にやってきます。そして、今のところ、最近ビアトリスに触れはじめた護と、魔王の異名をとる男で、絢子さんをかけて対決をします。

 が、基本的には信じあっている二人。というわけで「ま〜、絢子さんったらもう赤くなっちゃっても〜(以下略」であります。が、結構はらはらさせられたり。ええ、もうかなり感情移入してます。
 以下ネタバレ含む。

 あのラストのほうの、二人っきりでのシーンはもう! 読んでいるだけではずかし〜! なんというか「声に出して読めない日本語」ですか?(ぉこのバカップルが!と突っ込みながら、もだえながらほほえましく。
 やっぱり二人ともそう思っているのに、相手のことを想うあまりにすれ違う……これぞ愛!なんだけど青春しているのがなんともいい感じであります。


評価は10中8。 本当、青春でありますよ。青春。そして、らぶらぶ。そして、王道でもあります。21日発売予定の電撃hpvol31で連載開始らしく。そちらも楽しみに。

笹本祐一『ARIEL読本』

『ARIEL読本』

著/笹本祐一 イラスト/鈴木雅久

発行/朝日ソノラマ

 笹本祐一の代表作にして、ライトなSFの走り?ともいわれるARIEL。20巻、全53話で見事完結した『ARIEL』シリーズですが、その設定や裏話、インタビュー、さらには短編を載せた本であります。

 短編は『謎の実験艦船』であり、完全新作書き下ろし。

 地球での作戦を終え、ハウザーは畏怖の対象である姉「ダイねえちゃん」、そして現在はオーナーでもあるダイアナをオフィスリムゲートへと向かう。そこには失踪していたゲドー社の社長もおり、そしてそこでオルクスの代替になる艦を選定せよと言われる。 シモーヌとともに見て回るハウザーだったが、芳しい結果が得られず、範囲を広げて……と話をしていたところに、ダイアナから妖しい話が……。ハウザーは嫌な予感がしつつも指示に従うが……

 いっつものエリアルです。女難の相がでている優秀ながら苦労性のハウザー艦長が中心で、そのほかの地球側(?)は出てこないけれど。そして……なんか物語が途中でぶっつり終わってますよ!? 続きを執筆なさる予定ということでしょう、きっと。

 さらにこのほか、文庫に収録されていない作品三作品、「MIA捜索指令」「和美の一番長い日」、雑誌復刻と言う形で「イドの中の怪物」も収録し、さらにアニメの脚本家・笹本祐一による原稿も収録。

 また、格話の解説がかなり事細かに載っております。自分なぞは楽しんで読んでいたけれど「これきっと元ねたあるんだだろうけれど分からんな〜」と言う部分が補完され、さらにいっそう楽しめる感じであります。

 さらに、笹本祐一によるイラストレータ鈴木雅久の濃いインタビューに、エリアルコミックなどに参加した人、笹本祐一、ARIELに関係の深い人物からのコメント、とどめに昔カセットテープで出たエリアルのドラマ『野良宇宙艦の恐怖」をCD化して収録している。


 なんというか著者によるファンのための本でありまして、とにかく濃い。とりあえず20巻まで読破したファンならとりあえず買っておけという代物であります。そして、その格話のコメントを見ているとなんかその話がおもいうかんできてなんとも読みたくなってくるわけでありまして。

 と言うわけで突然ですが自分の好きなARIELの、本編に直接絡んでこない話TOP3!

  1. 「第14話 決算大戦略 ――受験生の逆襲――」
  2. 「第11話 続・タイムトラブラー」
  3. 「第28話 女子高生の危険な温泉旅行」

 といいつつ順不同。さらにぱっと思いついたのだけなのだけれど、この三つはなんか妙に印象にのこっているんだよなぁ。特に受験生の逆襲は、あの「にょきにょき」が……。

 また、朝日ソノラマのサイトで、ARIEL読本発売記念 「ARIEL Q&A」が公開されております。以前募集していたもののようで、しっかりと答えています。
 番外編の続きは、けっこう読めそうな気がする。というわけで、出ることを信じて待つことにします。

電撃文庫新刊入手&復活の地入手!

 でっかい入道雲に見守られつつ、電撃文庫新刊がそろそろ出ていると言うことで、うきうきと本屋さんへ。
 ありました!

 というわけで購入リスト。

 第一印象など。
 空ノ鐘、デュアンサーク、護くん、ロボットイモと、忍2、復活の地は作家&シリーズ買い。シュプルのお話はシリーズ買い。ダビデの心臓は新シリーズだと言うので購入。

 護くんは、今日の読了にいたしましたのでそちらで。

 空ノ鐘は、ウルクが〜! というわけで、完全な続き物でこころまちにしていました。とりあえず外部からの除法を一切シャットアウトして時間をつくってじっくり読みます。
 デュアンサークは……既刊を読破してから(汗 シュプルのお話も(汗
 ロボット妹は……暴走。この一言につきるというか、本気で文庫化さた?とりあえず全編読めると言うのをよろこびつつ。解説はおかゆまさきがしている模様でそれもたのしみに。
 忍2ニンジャはもはや反射的に買う阿智太郎の新刊であるため購入。レーベルはまたにかけているものの二ヶ月連続刊行でうれしい限り。な〜んにも考えずに空っぽにして読みます。

 ダビデの心臓は……なんかすごく濃く妙に浮いているタイトルロゴが印象的(汗 読んでみましょう。

 復活の地は、三巻全部そろってから読もうと思っておりますが、近所の書店では新刊のときに買い逃すと手に入れるのが難しくなりそうな状況なので今。しかし三巻が出るまで封印……するよていだが、評判を聞くに封印しきれるか。今読むべきでしょうか?

 というわけで、読みます。読みますよ〜!

 え? 電撃文庫図書目録?
 影も形もありませんでしたorz。だけどフェアを展開してる感じも無く、まだ入荷していないだけか?というわけで明日も突撃予定。

本屋さんにて……。

 というわけで本屋さんに行ったわけだが……夏休みの金曜日だからかもしれないが、少々その……マナーの悪い奴らを見かけて大変腹立つ。

 とりあえず座り読みするな、数人で固まって長時間話をしつつ立ち読みするな、雑誌が読みにくいからといって立ち読みなのに無理と曲げて読むな、荷物を平積みの上に置くな、
 さらに!立ち読みなのにカバーの折り返しをしおり代わりにはさんで、挙句の果てに売れてしまわないように目立たないところに置く奴!、さらにそこの集団で固まって、携帯電話のカメラで買ってもおらん地図の写真を撮ってデジタル万引きしている奴ら!論外だこの野郎!

 ぜ〜。ぜ〜。久々にこういうのをどかっと見てしまった。いつもはこの時間には来ないせいかもしれないが、多いのかなぁ、こういうの。ここのところしばらくマナーの悪い奴は見なかったのだが。なぜか今日は多く目に付いてしまった。なんか疲れた……。