あるでんてサーバ構築(その1)

なんだかんだとやらなければならない仕事に忙殺されております。でも、今晩はもうやる気がすっかり失せてしまったので、最近の出来事ストックのその1をお届けします。
 
自宅で仕事に使用するパソコンを構築しました。
就職してから長らくの間、パソコンと言えばノート、というコンセプトを貫いてきたのですが、自宅で仕事をする上でノートである必然性はあまりなく、肝心の現行ノートパソコンは液晶画面がチラチラ・・・というよりはヂラヂラぶれぶれになってしまい、なんだか使い物にならなくなってきたので、ここはいっそのことデスクトップを自作してしまうことにしました。
 
仕事をするパソコンを構築する上で、課した条件は以下のとおり。

●そこそこ安価であること
 もちろん、なるべく安価であることが条件ですが、これ以降に書かれている条件を満たすためには、それなりの投資も必要です。なので今回、金額面ではあまり制約を設けずに「そこそこ」というラインを設定しました。メリハリを付け、欲しいところ以外は徹底的に安価な商品を選択する、というのがコンセプトです。
●大画面であること
 液晶テレビの台頭を受け、パソコン用のディスプレイは、少し前には考えられなかったくらい安価に大画面化しています。今回、デスクトップを狙った最も大きな理由は、この大画面を手に入れることです。目指すのはA3が一枚等倍で開けること。
●大容量であること
 ディスプレイと同様に、ハードディスクレコーダーの台頭により、ハードディスクも信じられないくらい安価になっています。個人的にRAIDの信頼性には疑問を抱いているので、RAID無の構成で行きます。高いし。
●マルチコアであること
 今回デスクトップを構築したもう一つの目的がVMを利用しパソコン内に仮想的なテスト環境を複数構築することにありました。これから相手をするユーザはパソコンを利用する方々です。それぞれのパソコンにインストールされているOS、ソフトは実にさまざまなパターンが想定されます。それぞれの環境にあわせいちいちセットアップをしていたら、それこそ時間が勿体ないので、これを仮想化しようというわけです。
 仮想化には大量のCPU資源を使います。このため、ある程度のデュアルプロセッサが必要となりました。
 とは言え、一人が同時にできる仕事量も限られているので、まあ4つくらい頭があれば良いだろう、というところで検討しました。
Windows7は時期尚早
 まだ早いまだ早い。Vista 32bitで十分。

 
近所のPC Depotに通い詰め、店員に顔を覚えられながら構築したパソコンは以下のスペック。

・OS
 Windows Vista HOME Premium(32bit)
・CPU
 Intel Corei5 760
 コア数    :4
 周波数    :2.8GHz
 ハイパースレッティング:なし
 ターボブースト:あり
マザーボード
 GIGABYTE GA-P55A-UD3P
 -チップセット:Intel P55 Express
 -メモリ :DDR3 DIMM×4
 -サウンド  :7.1チャンネル
 -LAN     :100Mbit
 -拡張I/F :PCI Express×16(PCIEX16)
        PCI Express×16(PCIEX4)
        PCI Express×1(×2)
        PCI(×3)
 -Storage I/F :SATA(3Gb/s)×8
        SATA(6Gb/s)×2
        ATA×1
 -USB I/F :USB2.0/1.1×12
        USB3.0×2
・メモリ   
 DDR3 PC3-10660 2GB×2
・ハードディスク
 WESTERN DEGITAL WD20EARS
 -ディスク容量:2TB
 -キャッシュ :64MB
 -回転数   :非公開?
光学ドライブ
 どーでもいいDVDスーパーマルチ
・グラボ
 どーでもいいので玄人志向のやっすいGeForce210
・電源
 どーでもいいのでやっすい500W
・ケース
 Chassis CM690(COOLER MASTER)
 見た目優先だけど、そこそこ安いものをチョイス
・ディスプレイ
 LG W2753V
 とにかく27インチ。その中で一番安いやつ。
・キーボード/マウス
 Microsoft Wireless Media Desktop 1000

はあはあ。疲れた。
組み上げるとこんな感じ。



これで締めて\128,707。
安!!!でかっ!!!
良い時代になったものですね。

とりあえず使用感などについては次回。