スピーカーを新調して

今日はなんの日?
そう、スピッツのアルバム『とげまる』が発売される日です。
 
実は購入するかどうか随分迷っていたんです。収入も少なくなってしまったわけだし、先週にはプリンターのトナー交換で結構大きな金額が財布からオサラバしていったし、なによりも、まわりには結構購入することがわかりきっている人もいるし。
 
そんなんこんなんで、事前の予約なんてものは全然してなかったんだけど、昨日銀行に行くついでに立ち寄ったビックカメラでスピーカーを衝動買いしてしまった。仕事を辞めてからは衝動買いも結構控えてきたのに、なんでこんなにスピーカーが欲しかったんだろうと、昼飯に立ち寄った柏丸井1Fのファーストキッチンで自問自答しました。
でも答えはたぶん、スピッツのアルバムがリリースされるからなんです。スピッツはそれぐらい僕にとって特別なバンドなんです。
 
スピーカーを新調するくらい欲しいなら仕方がない、日付が変わるとともにitmsで購入しました。
 

生身の僕を知っている人には、僕がスピッツを好きだってのは、かなりのイメージギャップがあるんじゃないかと思う。実際にアルバム発売間際、テレビに出演するスピッツの番組をチェックする姿を見かけるたびに、忘れっぽいうちの奥さんには「あんたスピッツ好きだっけ?」と確認されるのが恒例行事になっているくらいだ。
キーも違うからカラオケでも歌わないし、ブログ以外では積極的にカミングアウトしないし、コンサートだっていかない(チケットが取れなかったり、誰も誘ってくれなかったり)のだけれども、人生の端々にスピッツの曲がいる。時にはフィジカルに、時にはメタファリカルに。
 
このアルバムに収められた曲たちが、いつ、どんなタイミングで、どれだけ僕の人生にコミットしてくるのか、今はまだわからない。でも、今までのアルバムがそうであったように、何曲かはいつかどこかできっと寄り添ってくることだろうと思う。
その時をゆっくり待つことにして、今はただただ曲は曲として、歌詞は歌詞として楽しもう。新調したスピーカー(音は悪くない)で、少しだけ大きな音で。
 
最後に、このアルバムをはじめて聴いた印象を箇条書きで残しておきます。
どれも単品で勝負できるテーマかもしれないけど。

・同じことをしているように見えて、それでも新しさを感じるのは、この人たちがきちんと音にこだわっているからだと思う。
・新しさってのは、ミュージックシーンやら歴史的背景から見たそれじゃなくて、新しいものに出会うわくわくの事。
・飛び込んできたメッセージは「あって、ちゃんとつたえなきゃ」。誰に、いつ?マサムネが伝えたいメッセージなのか、それとも僕自身の内側にあったものなのか?まだよくわかんない。

とげまる

とげまる

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