書き換え

Making Believe on Paper: Fiction Writing With Young Children

Making Believe on Paper: Fiction Writing With Young Children

作文の授業は自分も一緒に書くことを目標としています。

今、ローベルの『ズボンつり』という作品の書き換えにチャレンジしはじめました。
思い浮かんでいるのが、うーん、平凡な問題と解決です。
やはりローベルの問題と解決はすごい。


中心人物 ねこのおじさん 
対人物 バクの子どもたち
問題 ねこのおじさんは悪夢ばかり見るようになった
ある登場人物が助けてくれない いぬのおねえさん ねこのおじさんのおくさん
解決 バクの子どもたちが悪夢を食べてくれた
ハッピーエンド ねこのおじさんとバクの子どもたちはマブダチになった



バクだと解決が予想できちゃうのがつまらないかもしれない(山之口獏の『獏』という詩を紹介しているのもあって。獏の写真を見せているので、イメージはし易いと思う)。
会話文は思いつく。
獏さんの詩からとって、
ねこのおじさん「なんだ?そのノの字みたいなしっぱは!ちかよってくるな!しっしっし!!」



ねこのおじさん「悪い夢ばかり見て、ねむれないんだ。助けておくれ。」
あるほかの登場人物に助けをもとめると、
いぬのおねえさん「あら、へんなおじさん!ちかよってこないで!かみついちゃうわよ!!」と叫ぶ。
ねこのおじさんのおくさん「わけのわからないことばかり言ってないで、さっさと仕事に行きなさい!!」と言って、ねこのおじさんの顔をつめで引っかいて、家の外においだした。

ねこのおじさんは、いたみとぜつぼうで、ぼろぼろ泣いてしまったよ。


ねこのおじさん、かわいそう!!
自分で考えたことだけど。


子どもたちは教師が書いたものにかなり影響を受けてしまうのも問題。



今までは元の授業の書き換えを自分が書いたかのように紹介していました。それが無難かもしれない。でも自分で考えたのでチャレンジしてみたいな。



構成表のところで研究授業しようと思っていて、交流の前に事前にどこをアドバイスをもらいたいのか明確にしてきます。


対人物をバクの子どもたちにしてしまうと、問題と解決を動かしづらいので、タイトルと終わり方を子どもたちに相談したいかもしれない。




獏は猫とは一緒にいないか。獏は、森林地帯などに住んでいるみたい。
http://www.pz-garden.stardust31.com/kitei-moku/sai-baku-ka/baku.html
外的は虎やヒョウ、ジャガー、大型のワニ。猫を虎に変えようかな。虎に変わるとセリフも変わりそう。ねこのおじさんとトラのおじさんじゃ、かなり違う。いぬのおねえさんはヒョウのおねえさんにしようかな。



キツネ、キツネ、獏見て跳ねる | 獏は我が家の御曹子
獏って!犬じゃん。