『大地の子』 山崎 豊子

大地の子〈1〉 (文春文庫)

大地の子〈1〉 (文春文庫)

大地の子〈2〉 (文春文庫)

大地の子〈2〉 (文春文庫)

大地の子〈3〉 (文春文庫)

大地の子〈3〉 (文春文庫)

大地の子〈4〉 (文春文庫)

大地の子〈4〉 (文春文庫)

ようやく読み終わった。読み始めたきっかけと言えば、ブックオフに『不毛地帯』がなかったので代わりに買っただけ。なぜ他の作品にしなかったかと言うと『大地の子』だけ105円だったから…。(笑)
生きるということはどういうことなのか。そんなことを考えながら読んだ本。
信念を貫き通すために生きることをやめた人、ひと時信念を曲げてでも生き抜こうとした人、ただ自分を守ってくれた人を思い生き抜いた人。ひたすら名声を求める人。出生、権力、時勢、知識、愛情、食糧、金銭…。大切なものは何か?その大切なものは大切にしているがゆえに時に自分を翻弄する。
生きるとは?人生の目的とは?そんな問いには普遍的な答えがあるという話もあるようだが、私はそれを信じない。