燕(ツバメ)

水を抜き冬を越したレンゲだらけの田圃に小型のトラクターが入り、田起こしが始まりました。掘り起こさた虫を狙ってムクドリハクセキレイなどが舞い降り、空中ではツバメが縦横に飛び回ります。
修理を終えたカメラのテストを兼ねて久しぶりの飛翔撮影に挑戦。この時期のツバメは南国から帰ってきた成鳥ばかりのためか速いのなんの。錆びついた腕も相まってなかなか上手くは撮れません。ターンで減速するところや直線飛行が狙い目なのですが、通い詰めないとまともな写真は撮れそうもないなぁ。結局なんとかなったのは背景が空のカットばかり。レンゲの群落など地上の様子も写し込みたいけどピントが追いつきませんでした。スローシャッターでの流し撮りも試してみたいけど、こりゃ相当気合いを入れた練習が必要です。

  • EOS 20D・EF70-300mmF4-5.6IS USM(300mm)・ISO400・1/4000sec・F5.6(50%トリミング)

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飼鳥に噛まれて納得

恐竜と鳥は近縁」新たな証拠発見、アミノ酸配列が類似
【ワシントン=増満浩志】
6800万年前の恐竜ティラノサウルスの化石に、骨を構成する繊維状たんぱく質のコラーゲンが残っていることを、米ノースカロライナ州立大などの研究チームが確かめた。コラーゲンの断片7種類について、構成要素のアミノ酸の配列も解明、鳥によく似ていることがわかった。

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20070413i401.htm

鳥類こそかつて跋扈した恐竜の末裔とする説、鳥類の動作を観察すればするほど納得なんです。キジ目の歩き方などまさに2足歩行の恐竜、それも肉食の獣脚類を彷彿します。
それにしてもコラーゲンと聞くとあのプヨプヨを連想しますが、よくぞ化石から抽出できたものですね。