JF1DIR業務日誌(はてなblog版)

アマチュア無線局JF1DIRのアクティビティをつづっています。

6m&Downコンテスト参加

ここ数年は横浜のクラブ局と合流しM/M参加していましたが、今年は久々に個人での参加となりました。いろいろ考えたのですが、先日のQRP Sprintコンテストを参加してみてQRPで気軽に遊べたほうが自分のスタイルに合ってるかなと思い、全く同じ場所からCP部門にエントリーすることにしました。担ぎ上げの場所なのでさすがにフル参加は難しく、2日の朝からのスタートとなりました。

装備は以下のとおりです。リグ:FT-857DM(5W減力)、アンテナ:50MHz 2エレHB9CV、144MHz 3エレヤギ、430MHz 3エレヤギ。バッテリーはリチウム電池20Ah+10Ah(予備)。

現地で設営中に、ノートPCの電源ケーブルを忘れたことに気づく・・・なんという大失態をやらかしました(大泣)。内蔵バッテリではせいぜい4時間しか持たないので運用途中でPCが使えなくなると大変なことになります。そこで最初っから紙でロギングすることにしました。重複チェックリストも同時に紙ロギングしなきゃいけないの不便ではありますが仕方ありません。ちなみにメモリキーヤーはWinKeyでUSBケーブルから電源を供給せずにスタンドアロンでも動作するように電池内蔵にしてありました。これが役に立ってホントに良かったHi。

さて、内容ですがQRPの割にはそこそこの局数を稼げて、ハーフ参加なので電信オンリーでもそれほど暇になることなく完走できたと思います。ロケの問題はいかんともしがたく、西方面が全くとれずマルチは惨憺たるものです。従って入賞は厳しいものと思われます。

  • ハイライト
    • 雨にふられず風もなく寒くもなく暑くもなく、ずっと過ごしやすいWXでした。運用地で他局と鉢合わせもなく怪我なく運用できFBでした。
    • こちらQRPのため、呼んでいただける局の信号は9+ばかりで受信には全く苦労しませんでした。ノイズも皆無でFBでした。
    • 午前北海道がEsで開けていて、呼びに回っていくつか交信出来ました。アンテナを北に向けてしばらくCQを出しましたが、さすがにQRPでは非力のため8エリアから全く呼ばれずでした(8エリアから聞くとQRMMなんでしょうね)。6mは全体の約半分の200局ほどwkd。
    • 西方面は丹沢・箱根でブロックされているのに、6mで京都からコールがありました。ものすごく弱い信号でピックアップに苦労しました。西方面はこれ1局のみ。
    • 北方面は割りと開けているロケなので、430MHzでも7エリアから割りとたくさん呼んでいただけました。3エレのQRPでも侮れませんね。
    • 2mも結構盛況で強い局ばかり。アンテナを南東に向けているのに、(北方面は山の斜面なので完全にブロックされている)長野方面から呼ばれたりとちょっと不思議な伝播も経験しました。
    • QRPコンテストの時には運用中に容量切れしてヒヤヒヤしながらの運用だったのですが、持って行った20Ahのバッテリは最後まで持ってくれました。
  • ローライト
    • 上に書きましたがPCが使えず400Q超のロギングを紙でやらざるを得なくなったこと。普段から手打ち・紙ログなので特に問題なかったのですが、dupeチェックを一瞬で行えないのが時間のロスにつながりますね。
    • 従ってどうしてもRun中心になってしまい、未交信局をずいぶん取りこぼしてしまったようです。CQ空振りが続いてレートが落ちたらすぐにバンドチェンジすることでなんとかレートを維持しましたが、マルチ拾いが不十分だったことは言うまでもないです。
    • 近くで2mを運用してる局がいるみたいで、長い間抑圧を受け続けました。山岳移動ならば仕方ないですね。

紙ログとdupeチェックリストはこんな感じ。PCへの入力作業が大変でしたHi

交信いただいた各局ありがとうございました。