Wilm2005-12-10

快晴

今日はゴルフの日である。5時起床。2時間半前に床に就いたばかりなので、起きるのがつらい。簡単な朝食を済ませ、厚着をして外に出ると、まだ真っ暗である。見慣れぬ星座が輝いている。快晴だ。

車でひたすら南下し、新石川でS氏、青葉台でH氏をお迎えする。かつて仕事でお世話になった方々だ。単身ゴルフ場に向かっているT氏を併せた4人が今日のパーティである。6:15頃、横浜青葉ICから東名高速に乗る。まだ薄暗いのに、交通量は多い。厚木ICのあたりで、正面に富士山と大山が見えてくる。道も空いてきて、7時頃、御殿場ICに到着。富士山が堂々と聳えている。国道138号線・246号線とたどって、S氏がメンバーである東富士カントリークラブに向かう。富士スピードウェイの正門の横にゴルフ場の入り口があった。

クラブハウスでT氏と落ち合い、8時頃、OUTコースからスタート。風もなく、思っていたほど寒くない。最初のうちは、ティーグランドが凍っていて、ティーを受け付けないほどだったが、日が高くなるにつれて、暖かくなっていった。富士山を正面に望むホールが多く、景観がすばらしい。富士山は真っ白というほどではなかったが、須走口登山道がジグザグに白くくっきり見える。ルートY20の直下にあたるので、西日本方面へ向かう旅客機が次々とコントレールを引いていく。快晴なので、肉眼でも、垂直安定板の色から全日空機か日航機かは判別できた。

コースは、適度なアップダウンやドッグレッグがあって変化に富む。山岳コース特有の目のきついグリーンは、優秀なキャディの助言が必須だ(助言通りにパットできれば、の話だが)。3年半ぶりのラウンドにしては、大叩きもせず、4-1-2-1-2-0-5-1-2で合計+18とまずまず。10:45頃、OUT終了。クラブハウスで早い昼食をとる。

INのスタート時間は11:19を指定されていたが、前の組がつかえていて、実際には11:40頃のスタートとなった。終始快晴で、絶好のゴルフ日和だ。今日、関東圏でゴルフをした人は全員、「自分の日頃の行いがいいせいだ。」と一人合点していたに違いない。愛鷹山に向けて長く裾野を引く富士山が絶景である。プレイの方は、15番ホールのティーショットでOBしたのを契機に緊張の糸がぶっつり切れ、11も大叩きした。スコアは、2-3-2-2-2-7-2-1-2で+23と辛うじてハーフ60台を回避した。合計で113。まあ、3年半ぶりにしては、90台の腕前のパートナたちに迷惑をかけなかっただけ、よしとしよう。青空のもと、気の置けない人たちとのラウンドは、楽しいひとときだった。

T氏やH氏は、私がこのBlogをやっているのをご存知なので、ことあるごとに「Blogに書くんでしょう。」と私をからかっていたが、実は、人知れずBlogネタが進行していたのである。*120年近くも前に買ったゴルフシューズ(物持ちのいいことである)の靴底のプラスチックが経年劣化したためか、少しずつ剥離し始めたのだ。コースやグリーンに破片をばら撒いていくわけにもいかないので、取れそうになった小片をティーグランド脇でむしり取っていく。どんどん減っていく靴底を案じつつプレイするのは、心臓によくないことであった。18番をホールアウトしたときは、3年半ぶりのゴルフを無事終えた達成感もさることながら、靴が崩壊せずに持ち応えてくれたことに大いに安堵した。*2

とまれ、14:30頃ホールアウト。入浴後、レストランでしばし歓談する。16時頃、T氏と別れ、帰途についた。幸い、東名は上りの渋滞が始まる直前だったらしく、順調に流れる。横浜青葉ICで降り、17時頃、青葉台でH氏と別れ、17:20頃、新石川でS氏と別れた。私が帰宅したのはちょうど18時であった。

もう体のあちこちが痛い。
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*1:心優しいパートナたちは、見て見ぬふりをしていてくださったのかもしれないが。

*2:帰宅後検分したら、右足の靴底は、まるで陸上競技用シューズのように、爪先のスパイク3本を残すのみとなっていた。靴全体もぼろぼろになっており、何だか、映画「ブルース・ブラザーズ」でジェイクとエルウッドが乗り回したダッジの末路を想起した。