M3-2010秋出展情報!


http://taka-p.homeip.net/fmpsg/
http://sou1wp.s1224.com/2010/06/27/472
http://9624.jp/
というわけで、ご無沙汰でした。 やっと涼しくなってきた昨今、皆様如何お過ごしでしょうか。
秋ですよ、秋! 拙者の大好きな季節…今年の秋は道に迷ったようでなかなか辿り着きませんでしたが、遅ればせながらむねキュンな秋がやって参りました! 秋といえば…食欲の秋? 読書の秋? 芸術の秋…? 最後のはちょっと惜しい。 そうです…M3-2010秋ですよ奥さん!!
…さて、前フリが終わったところで本題ですw
来る2010/10/31(日)に、音系同人・メディアミックス即売会「M3-2010秋」が開催されます。
そして…今回の「M3-2010秋」も、拙者率いるChiptune音楽サークル「FMPSG」が出展します! 現在、絶賛製作中の新譜「FMPSG014 -Mystic aurora-」をはじめ、旧譜(一応一通り全部持ち込む予定です)、FMPSGメンバーが参加する別サークル・個人サークルのCD委託頒布も行います。 前回と同様、今回もどどーんとダブルスペースの「イ51, 52」で皆様のお越しをお待ちしております。m(_ _)m
なお、FMPSGのWebサイトでは、新譜「FMPSG014 -Mystic aurora-」の収録曲一覧を掲載しており、その中から一部楽曲の試聴も行えます。 その他、最新の委託情報等もFMPSGのWebサイトで随時お知らせしますので、是非チェックしてみてください。
あと、今回もFMPSGメンバーの国王さんが試聴動画を作ってくださいました! Webサイトの試聴データと一部内容が異なりますので、Webサイトの試聴と合わせてこちらもお楽しみください。m(_ _)m
D

…さて、M3の告知は他にもあります。
まず、FMPSGの隣「イ53 switchworks」からリリースされる新譜「GAME OVER 2010 〜vs switchworks〜」にも1曲参加しています。 switchworksは、エスプなんとかの作曲でお馴染みSOU1先生の個人サークルで、代表曲の1つである「GAME OVER 2009」は、「シューティングラブ。200X オリジナルサウンドトラック」にも収録されています。(拙者はGAME OVER 2009のファミコンパート打ち込みの他、VRC6を使ったアレンジ楽曲でも1曲参加してます。まだ買ってない人は今すぐ買おう!) …で、このCDはその「GAME OVER 2009」をSOU1先生自身の手によって新たな解釈で作り直した表題曲「GAME OVER 2010」をはじめ、一般公募を含む多数の方々がremixした「GAME OVER 2009」が収録されています。 拙者もそのremixに参加しており、ファミコン音源(2A03+VRC6)で原曲とは全く違う解釈のremix(というかアレンジ)をしております。 現時点で集まっている楽曲をいくつか聴かせていただいたのですが、各remixerの個性が色濃く出ており、同じ原曲とは思えないほど色々なremixで面白い仕上がりになっています。 FMPSGのお隣ですので、是非こちらもチェックしてみてください。
10/25追記: 「GAME OVER 2010」の試聴動画がアップされました!
D

更に! 拙者もサークル立ち上げ時からメンバーであるゲームミュージックremixサークル「PulseTherapy」が、遂にM3に復活です!! ブースは、前述「switchworks」の更に隣(FMPSGの2つ隣)の「イ54」です。 こちらは、新譜「9624 The FREE(仮)」を絶賛製作中です。 ちょうどパルセラ結成10周年の節目となるこのアルバムは、近年行ってきた「縛り」を敢えて外し、各メンバーが自由なお題で好きなゲームミュージックをremixしています。 拙者も、パルセラのファーストアルバム「Attack The Gamemusic」の時に題材にした源平討魔伝」を当時とは全く異なる角度からremixしたバージョンを1曲、更に前述の「GAME OVER 2010」で諸事情によりボツとなってしまった(^^;)別バージョン(VRC6アレンジ)を1曲の計2曲を収録して戴く予定です。 ちなみに、「GAME OVER 2010」のアレンジは、ボツバージョンを含めて計3バージョンあるのですが、最初のボツバージョンをPulseTherapyの「9624 The FREE」に、2番目のボツバージョンを「FMPSG014」に、そして完成版を「GAME OVER 2010」に収録して戴いています。 是非3枚買って聴き比べてみてください!(そして、聴けばボツになった理由がなんとなくわかるかもしれませんw)
10/24追記: 「9624 The FREE」の試聴動画がアップされました!
D

そんなわけで、M3-2010秋は、FMPSGブース近辺(イ51〜)に是非お越しください! お待ちしております。m(_ _)m

FMP Music Disk vol.9 のMP3パッチのお知らせ、と…まさかの!

http://fmp.jp/wp/archives/7
昨年の冬コミで頒布されました「FMP Music Disk vol.9」ですが、今作のウリの1つであった「収録楽曲の高音質MP3」で、拙者の楽曲など、一部で収録不備により原曲とは違う演奏になってしまっていました。 この件につきまして、なんとMP3修正を含む修正パッチが配布開始になりました。(※パッチですので、FMP Music Disk vol.9をお持ちの方のみ適用できます) 詳細はリンク先に記載がありますので、FMP Music Disk vol.9 をお持ちの方は、是非こちらを適用してくださいますよう、よろしくお願いいたします。m(_ _)m

…そしてもう1つ。 Webサイトに神々しく輝くその文字は…

F M P 7

…そうなんです。 PC-98/EPSON286シリーズ用として産声を上げた、PMDと双璧を成すFM音源ドライバ「FMP」が、長い時を経てWindowsネイティブの音源&ドライバとして生まれ変わります!! FM/SSG/PCM を鳴らす音源ドライバであるという根本的な部分はそのままですが、ターゲットがソフトウェア音源となったことで、物凄いスペックとなっています。 まだFMP7の配布は開始されていませんが、Webサイトで公表されているスペックを見れば、その凄さが如何なるものかわかると思います。

FM音源

  1. OPN 4op相当
  2. 最大同時発音数 32音
  3. TLに影響を与えない128段階の音量制御
  4. パンの拡張 255段階

SSG音源部

  1. 最大同時発音数 32音
  2. 内部音量に影響を与えない128段階の音量制御
  3. パン 255段階
  4. 矩形波/三角波/パルス波のサポート

PCM音源部

  1. 最大同時発音数 32音
  2. 扱うデータは 16bit 44KHz MONO
  3. パン 255段階
  4. 音量 128段階

あまりの発音数の多さに眩暈を覚えますが、ぶっちゃけMML使いにとってはコレさえあれば何でも出来ちゃうレベルなのではないかと想像します。
詳しいことは、10/29に開催される「FMP7 お披露目ライブ2010秋」にて発表されるそうです。(…が、チケットは既に売り切れとの事…残念!)
FMP界隈が盛り上がってまいりました! これからの展開に期待!!

Famicompo mini vol.7 を今頃振り返る

http://famicompo-mini.com/
もちっと早く取り上げようと思ったんですが、M3関連の準備が忙しくてなかなか更新できませんでした。
…というわけで、去る9/26に、Famicompo mini vol.7 の投票結果が公開されました。 今回拙者が作ったのは、Cover部門のNo.22「DARIUS外伝 -投影-」と、No.55「シャロム 魔城伝説完結編 -レクイエム-」の2曲でした。(投票してくださった皆様、どうもありがとうございましたm(_ _)m) 順位は、全67作品中、前者が35位、後者が50位でした。 …うーん、後者は元々順位を狙ってた曲ではないので置いといて、前者ですら真ん中より下かぁ…今回はイマイチイマニ…いや、「イマジュウ」くらいでしたな…残念!(T_T)
「Cover部門は選曲も含めて評価されるよね」的な話を友人と何度か話したことがあったので、今回は(いくらゲームのネームバリューがあるとはいえ)その中でも割とマイナーな曲を選んでしまった時点で厳しいかな?というのは予感してましたが、どうもそれだけじゃない気が。
薄々感づいてはいましたが、今回の結果で確信しました。 これはもう拙者の価値観は一般的なリスナーの価値観と決定的にズレてるんだな、と。
具体的に書くと、拙者の価値観というのは「音源の『制約』の中で、どれだけ『驚き』を詰め込めるか」という部分が強いんですね。 今回の「投影」は、その中でも「内蔵音源のみという縛り」を重視して作った曲でした。(というか、製作期間が間に合わなかったので、拡張音源を含めた構成を考えてる時間が無かった、ってのも理由の1つですが…^^;) ところが、内蔵音源だけだと発音数や音色の限界点が低く、どうしても無理が生じてしまいます。 端的に云えば「聴きづらい」曲が出来上がってしまうんですね。
ただ、今まではそういう部分も「味」であり、「制約の中の驚き」を構成する要素として手法としては「アリ」いうスタンスでした。 ところが、いまやファミコン音源を使った製作環境は、この「発音数」「音色」という制約がどんどん緩和される方向に向かっています。 今や、どの製作環境も、様々な拡張音源に対応するのが当たり前です。 そのような状況下では、内蔵音源のみで無理をして演奏すると、他の(無理なくチャンネル配分した)曲と比べて相対的に「聴きづらい」という評価になってしまうんだと思います。 また、Chiptuneが浸透してきたことで、ファミコンの制限を知らない若い世代の方も興味を持って聴いてくださっているようです。 そういう方にとっては、内蔵音源だけで無理をする作り方は、もはやナンセンスくらいに思われてるんじゃなかろーか、と感じています。
もちろん、拙者のやっていることは無駄だとは思ってません。 少ない発音数で表現する為の様々な手法は、発音数が増えても生きてくる部分があると確信しています。 でも、「無理をし過ぎる」作り方からはそろそろ脱却する時期なのかなぁ…と感じたのも事実でした。
それに絡んで、ちょっと気になっているのは、Famicompo miniの各エントリに拙者がつけているコメントです。 割と技術的な側面(ここをこういう手法で表現するともっと良い云々)でコメントしてるんですが、今回の拙者の順位だと、拙者のコメントってもはや参考にならないんじゃないかな?と割と本気でそう思ってます。 拙者の手法(コメントに書いたアドバイス)どおりに作り変えちゃったら、無理な発音になってかえって順位を落としちゃうんじゃないかな…と。 なので、次回以降、技術的観点で全作品にコメントするかどうか、現時点では未定です。 というか、正直拙者のコメントはもういらないんじゃないかなー、とか思ったり。
あと、次回の「Famicompo mini」では、今までの手法とは違った新しいことに色々と挑戦したいと思ってます。 脳内にいくつかアイデアはあるので、(実現できるかどうかわかりませんが)可能であれば是非やってみたいです。
…そういえば、Famicompo mini に関する見解と今後の展望について、主宰のK->さんが自身のblogに記事を書いておられます。 興味のある方は是非ご一読ください。