やしお

ふつうの会社員の日記です。

自分を信じていくのだぴょん

 結婚指輪っていうのは、あらかじめ登録した人物以外との性的接触を感知するたびに、直径が1mmずつ小さくなるリングなんだ。それで、たぶん矢口真里の薬指はもう壊死してるか、ねじきれてるかしてる。
 でも、だから何だって言うんだ? 矢口真里にとってそんなことは何でもない。彼女は彼女を笑う者に、その腐れた指を引きちぎって投げつけ、逆にゲラゲラ笑いかけるだろう。そして彼女は彼女の全ての指が腐れ果てようと、愛欲に身を呈し続けるだろう。自分を信じていくのだぴょん。12年前に彼女がそう歌った決意の結実が、今我々が目にしている彼女の姿なのだぴょん。


 それにしても結婚指輪のこの締まるシステムって、孫悟空の頭の金のわっかと同じだよね。さすが中国億千年の歴史。

クリス・カイル『ネイビー・シールズ最強の狙撃手』

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29185247

米軍最多射殺数達成スナイパーの自伝だけど、むしろいかに自分が特別でないかを語る自伝。一兵士としてのイラク戦争体験。アメリカ人の自伝を初めて読んだけど、各所でユーモアや皮肉をはさんだり、神への信仰や愛を語ったり、勇敢で仲間思いでなければならないという認識、体制批判等々、アメリカの自伝として一般的なスタイルなのか、軍人、シールズ、テキサス出身者、彼個人のどのバイアスからきてるのか謎。ただ、敵を悪と断言する態度は、相手と自分の交換可能性を問わずにおかない限り殺すことが難しいから兵士としては一般的な態度なのかも。

ネイビー・シールズ最強の狙撃手

ネイビー・シールズ最強の狙撃手