2006年9月28日 パリへ★★★

一年ぶりのパリ。
今回のパリ滞在の目的はパリコレを観る事・某企画の打ち合わせ・材料購入。
そして丁度滞在中にある凱旋門賞ロンシャン競馬場に観に行くこと。
それから、それから・・・
友達に会ったり、食べたり、飲んだり、観光したり。 
話題のバレンシアガ展を 見にも行きたい。

兎に角 沢山沢山★

昨年は1週間足らずの滞在だったけれども 今回は10日ほど。すこしゆっくり出来るかな。
仕事を休んでの渡仏。
うん、楽しまなくっちゃ ネ☆☆☆

28日10時過ぎ  成田着。

かなり余裕を持ってチェックイン。
しかも今回はいつもよりもずっと荷物が軽かった。
いつもは体重計と格闘しながらなんとか荷詰めをし、騙し騙しカウンターに持って行っていたものだけれど。。。

今回は 家を出る1時間半程前に バーーーーーーーーッと荷詰め。体重計で量る間もなく家を出た。その時、持った瞬間に「今回は 軽い!!!」と 思ったぐらい。

実際 カウンターで荷物を預ける際 量りの数値は23.6キロ!!!!!!!!!!私にはありえない軽さ!!!!!!!!!!!よっしゃ!!!!!!!!!!!
と思ったら。。。
エールフランスは荷物の重さに厳しいので あと1キロぐらい減らしてください」とお達し。。。がびーん。





話がそれるけれど。。。
去年 パリに行くと突然決めて3日前にチケットを買った。が。あまりに直前であるのと体育の日とが重なり直行便が取れず。結局ブリティッシュ エアーウェイズに乗ったのだけれど。
パリから帰りの便で。
カウンターので荷物を量ると30キロをドドンと超えていた。。。「やばい、また解体か。」と思ったら!!!
カウンターの綺麗なお姉さんが「本当は20キロだけれど。いいわ、いいわ、気にしないで★」と“HEAVY”というステッカーを美しい笑顔で貼り、超過料金も取らず私のスーツケースをベルトコンベアーに流してくれた。


おおっ!なんて優しいのぉぉぉ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!感動の潮!!!

その直前、カウンターで手続を取る際に 私の低レベルなフランス語でも、「あら、あなた日本人なのにフランス語をしゃべれるのね!嬉しいわ!日本人、沢山来るけれどみんなぜんぜんしゃべれないから困るのよーー。」に始まり パリをネタにちょっとした会話が続いた。
その、“ちょっとした会話”での心の交流が ここ、おフランスでは思いもかけない威力を発揮する時がある。
今回もそれですね。
杓子定規ではないパリの人たち。このアバウトな人間的な感じが私は好きです★






さて。今回は日本の成田。そんな訳にもいかず。たとえ1キロでもちゃんと減らさないと、ね。
しかしながらこの度は手荷物も軽め。VOGUE JAPONとELLE JAPONの分厚い2冊の雑誌と パソコンが入っているものの、中は少な目だったので 早速スーツケースからお餅2袋を出して こちらに移した。切り餅は フランス人の親友から いつもお土産に頼まれるアイテムだ。絶対に持っていかねば。うん。

荷物の重さには厳格でも。今回良かったなぁ、と思うのが カウンターの方が感じの良い方だった事。パリ往復に初めてJTBで航空券を買ったけれど、成田のJTBのカウンターの方、成田で今までに無い感じの品のある応対をする方だった。そういう方がカウンターにいるのならば またJTBで買いたくなるワ。

お餅を出したところで重さが規定内に達したので 荷物を預け、余裕ある搭乗手続きに自分ですごい満足しながら 成田のお店を見つつラウンジへ。

機内で

ギリギリまで飛行機の入り口で電話をしていたので 乗ったのは最後。

カウンターでは通路側を希望したものの満席だから、と窓側の席の真ん中Bの席になったが 乗ってみるとラッキーな事にAの窓際の席が空席!!!即そちらに移って 真ん中のBの席の方に足を伸ばしたり、ラクチンなフライト。同じ列のもう一つの席には多分、同年代と思われる男性。
しかし一切話しかけず、我関せず。飛行機の中では(も?) 一人の時間を楽しみたいのです。

スチュワーデスさんの制服

エールフランスの現行の制服は クリスチャン・ラクロワのデザインによるもの。たしか去年の夏だったか、大々的に発表されていた。それを初めて間近で見た。
濃紺のシンプルながらも 前の合わせにタックが入っていたり、肩山が ちょっと反り上がる感じの、パリ的なカッコイイ肩山だったり。アクセントの、良い色の赤いベルトと空色のスカーフ。
エレガントで とっても素敵でした★★★

13:26 機内食★*1食目*

JALとエールフランスの共同運航便。
機材はエールフランス。という訳で 機内食エールフランス仕様。


先ずは最初に大大大ーーーーー好きなシャンパンを飲んで。
ビーフ?サカナ???」と聞かれたので「サカナ シル ヴ プレ★」と訳のわからんフランス語でお魚をチョイス。それから食事と一緒にビールと白ワインをお願いする。
白ワインは 若いっっって感じの味。チーズが機内食に付いてくるあたり、おフランスだなぁ。。。

そして私のお楽しみ、ナイフやフォーク☆★☆★☆
以前私がエールフランスに乗ったときは白とブルーの柄のものだった。テロ以降はナイフがプラスチック製のものになっていたり・・・そして今回は柄が白オンリーのものに。私としては 以前のデザインのものが好きだけれど、、、でも・・・いただきま〜す☆

それから・・・成田で買ってきた こちらも一応、ゴックン。

22:30 機内食★*2食目*

こちらは選択の余地無くすべて同じ料理が運ばれてきた。まあ、どの航空会社でもそうだけれど。
普段 炭水化物を取らないようにしている私のお腹は 久しぶりの炭水化物に膨れ気味。。。更にいつもの機内食を食べた後の、あのもたれる感じに ちょっと食欲が無かったけれど。でも完食!
飲み物はビールと 今度は赤ワイン


そして 今回のナイフやフォークは・・・
噂には聞いていた、フィリップ スタルク デザインの物!!!!!!!裏にはSTARKのマークが!!!!!!!
勿論 私のコレクション入り☆ありがたく拝借させていただきましたぁ〜  ウシシッ★★★

パリ時間 17:30 シャルル ド ゴール空港着

時間通り シャルル・ド・ゴール空港着。

荷物が出るのを待つ間、パリの友人など方々に電話。
今回お世話になるお宅にも電話すると「エールフランスのバスで凱旋門まで出て ●●番バスに乗ったら家の直ぐ近くにバス停があるから」との事。それでは、マダムの仰るように その様に行くことにしました。


出てきた荷物を持ってゲートの外に出ると、さあ、フランスだわ!!!という気分が一気に盛り上がる。
沢山の出迎えの人々がゲート出口を取り囲む中、私は出迎えなんて居ないので スルーしていると・・・



視界の中にこちらに手を振り近づいてくる人が居る!!!!!!!ん?
と思って、よーーーーーーーく見ると!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
なんと知り合い!!!私の帰国直前、うちで開いた パリ祭の日のプチ・フェット(パーティー)にも呼んだ、◎◎くん。
今回連絡しよう、しよう、と思いつつ 連絡をしていなかったのだけれど、空港でバッタリ会うとは!!!!!!!!すごい偶然!  まあ、私はこういう偶然って よく有るのですが。。。

「久しぶりーーーーーー!!!わぁ、びっくり!!!元気〜〜〜〜〜!?!?!?!?」に始まり 少し立ち話。
彼は同じ便に乗ってきた、某テレビ局の仕事で日本から来る製作の方達の出迎えに来ていたらしい。凱旋門賞の話も出たけれど、丁度その日は他のロケに行っているから行かないとの事。
しばらくするとその方達がやってきたので それじゃ、と別れた。

エールフランス バスで

18時前に出発したバス。
フランス在住時には 空港への往来の時に 見ると いつも
「ああ、日本に帰るんだぁ〜、ああ、がんばってきたなぁ」
「またフランスに戻ってきたんだなぁ、一人でがんばろっ」
と言う思いに駆られたIKEA。ノスタルジックな気持に今回もなりながら その前を通り過ぎる。

その辺りまではまだ良かったのだけれど。。。その後 滅茶苦茶 道が混んでいて なかなかパリに辿り着かない。
大大大渋滞。
パリのすぐ外、STADE DE FRANCE(スタッド ドゥ フランス)の前を通り過ぎたのが 既に空港を出発して2時間以上経った19:06。

(渋滞の中 隣にコルベットを発見したのでちょっと撮ってみた。うむ、やっぱりコルベットって かっこいぃ〜 ★)

ポルト ドゥ ラ シャペル(PORTE DE LA CHAPELLE)の分岐点はいつも混んでいるけれど 更に、更に、更に、混んでいる。。。  シャペルの辺りまで来ると 天辺にPHILIPSなどの大きな看板がついてる背の高いビルが いくつも建っている。丘の上のサクレクール寺院も眼に入ってくる。この景色を車の中から見るのも、「ああ、いよいよパリだぁ〜」と、私の気持を高揚させるのです。はい。

車上荒らしに遭遇!!!

 すごいアクシデント!!!!!!!!!!!!!!
ポルト ドゥ ラ シャペルに近いトンネルの中で。
ひどい渋滞で車が殆ど動かなかった状況の中、若いバンリュー系(郊外の不良って感じの人たち)の男が2人。車の間をすり抜けて行く。斜め前の車が狙われ、窓ガラスを割られそうになった瞬間!
エールフランスバスの運転手が クラクションをけたたましく鳴らして威嚇。すると二人共逃げていったのだけれど。。。
私は一番前の席に座っていたので その一部始終を見ていた。すごいね、渋滞中、逃げようの無い車を狙った車上荒らしって。。。

その瞬間から 運転手を含め、前のほうに座っていた人たちで会話が始まった。
「信じられないわね」「ああやって荒らすのよ」・・・等々。私も隣に座っていた見ず知らずのオバサンとしゃべりだした。こうやって 乗り合わせた人たちが 会話を始めるのもフランスっぽい。そして そんな車上荒らしが横行するのも また フランスだなぁ、と感じた出来事。

20:05 大大大大大大渋滞の中、ようやく凱旋門着。

ふう。ようやく着いた。。。丁度エッフェル塔キラキラと輝いている。この、夜のライトアップや街灯の色がたまらなくパリで 鼻血が出そうなほど美しい。

早ければ30分位、どんなにかかっても小1時間で着く距離なのに 3時間以上もかかって到着。やれやれ。。。
そこから マダムに言われたバスに乗り、無事滞在宅に到着したのは 既に20:40頃。

マダムのお宅でホッと一息

シャワーを浴びて 直ぐに夕食。
マダムとムッシュと私の3人での夕食は なんだか穏やかな時間で 気持が一気にリラックス。
私に 建築士の息子さんが改装の設計をしたシャワーや洗面台のついた素敵なゲストルームを用意くださっていて。マダムの描いた絵が飾られ、シックに落ち着いたお部屋で0時過ぎ就寝。グーーーッスリ この日は休みました★
  



29日へつづく