前置き

菜の花ロード

 今さらゴールデンウィークの話題を持ち出すのは、やっとこフィルムが上がってきたからであって。秋田に限らずだとは思うけど、地方でポジフィルム現像するのは大変ですね。写真屋さんに持っていっても、仙台か東京に送ってるようなので10日〜2週間くらいかかります。送料も個人負担で。以前はプロラボで2時間で仕上げてもらっていたのに。なので、以前にお世話になってたプロラボに直接、送るように切り替えてます。その方が安いし、早いし。


 この日、京セラデジカメのバッテリが急に切れてしまったんで(充電してたはずなんだけど、古いからかな?)、フィルムで撮影したものをアップ。

空から見た八郎潟

 菜の花ロードを訪ねて男鹿半島大潟村(=八郎潟)へ。桜と菜の花の両方が一度に咲くさまを11km近く見られる。大潟村総合中心地で行われていたイベントに、ヘリコプターで八郎潟上空遊覧があったので乗ってみることに。


参考:八郎潟wiki画像


 総合中心地とはwiki画像の中の最も目立つ左寄りの四角く整地されたところ。なので以下の画像はその周辺。晴れた日の午後4時過ぎの光景。
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 印象としては秋田というより、ここだけ北海道の開拓村といった趣き。一面、びしっとかつ、大きく区画された田んぼ。画像ではちょっとしか写っていないのだけれど、ところどころにある集落の住宅の屋根の色がほぼ青と赤で統一されているのが上空からだとよくわかる。主要道路の両サイドには、白樺(?)のような北国の樹木で並木が立つ。計画的、人工的感。(当たり前だけど)。

 キレイな町並みですね、と言うと「コンビニが1軒もなくて、結構不便ですよ。外に出られるルートは限られてるし」とヘリコプターの操縦士さん。

行きはよいよい、帰りは

 行きは大きな橋の大潟橋を渡って入った。気持ちよく晴れていたせいもあって、キラキラ光る水辺に浮かんで見える様は、少しばかりベネチアを連想。(ベネチアも陸路だと大きな橋を渡って入る)


 帰りは夜、新生大橋から出た。そこへ辿りつくまでが、ただただ長い長いまっすぐの一本道。そして周囲には自分の車のライト以外の灯りがなく、真っ暗闇が続く。前にも後ろにも他の車が現れない。昼間のノー天気さとうって変って、リンチの映画「ロスト・ハイウェイ」を連想。スピードを出して走り続けるも、このまま出口なく、異世界へ突入してしまうんじゃないかと不安を掻き立てられる感じ。


 そうそう、こっちは完全に車社会。生活のために、私も約20年のペーパードライバー歴にピリオドを打って、運転デビューいたしました。