Lost Highway
ボン・ジョヴィのアルバム。
ロスト・ハイウェイ~ジャパン・ツアー・エディション
ロスト・ハイウェイ:ザ・コンサート デラックス・エディション [DVD]
1997年デイヴィッド・リンチ監督の映画。 主演:ビル・プルマン、パトリシア・アークエット、バルタザール・ゲティ。
2003年、エルフリーデ・イェリネク台本、オルガ・ノイヴィルト作曲でオペラ化され、グラーツで初演。
ロスト・ハイウェイ [DVD]
ロスト・ハイウェイ(サントラ)
先週からずっと観たい映画を新しく発見できないので、以前から大好きな映画を見返しています。 そもそも私は好きな映画を何回も観るので別に苦労して新しい映画を探す理由がよく考えたらないと思う自分がいて、そんなことはないと否定する自分もまたいます。 まるで自分が分裂したような気分になっています。 今の私にうってつけの映画を観ました。 私はこの映画を映画館で観たいと思って久しいです。 どっかで上映してくれないかな ロスト・ハイウェイ デヴィッド・リンチ監督 Lost highway 音楽がかっこよく、映像もクールで、ストーリーはよく分からないので何回も観てしまうデヴィッド・リンチ監督の作品。 本作の魅力…
原題も「Lost Highway」 直訳は「失われた高速道路」ですが 「道を見失った”迷子”」という意味あい デビッド・リンチにしては珍しく、ヒントを残している作品で その最もが「O・J・シンプソン事件から着想を得た」 O・J・シンプソン事件とは、元プロフットボール選手O・J・シンプソンが 元妻とその友人を殺害した事件で 逮捕令状が下ったシンプソンは警察から逃れるため ロサンゼルスのフリーウェイでパトカーとのカーチェイスを繰り広げ 全米にテレビで生中継されたというもの 2時間後弁護士立ち合いのもと自宅にて逮捕 リンチはこの事件から「サイコジェニック・フーガ」 (「心因性記憶喪失」または「解離性…
いい加減に生きていた時よりも糞真面目にやればやる程にあらゆる金銭、病気トラブル、リストラ、裁判ざたに見舞われ、反比例して胡散臭い女や金儲け話を持ちかけられたりする頻度が増えていく。こうした状況がうららかな海辺の光と海岸の霧で呆けたカメラ、カモメ、異国への憧憬、エキゾチズムとロマンスと後ろ暗い過去の中で展開する上海からきた女やヒストリーオブバイオレンスの元ネタだが、浮雲っぽさもあった。流砂のオマージュがリンチのロストハイウェイだが、ロストハイウェイのストーリーを逆回転すると上海から来た女なりこの映画になる。みたいな発想から更にロストハイウェイとヒストリーオブバイオレンスの未来からくる犯罪と過去の…
ラオールウィッシュの夜までドライブや恐怖の報酬を連想しながら、しだいにロストハイウェイやマルホランドドライブからドンシーゲルの2丁拳銃、ケネディ暗殺からフェリーニの甘い生活までのイメージが混濁していった
殺し屋ネルソンのミッキールーニーとMのピーターローレの小人プロレス共演だが、絵の雰囲気ははロストハイウェイやグッドフェローズにも似ていた。ファムファタール役のジーンギャグニーが天知茂の若い頃の目つきに似ていて、そこからデビュー当時の松本人志→松本人志の半魚人→東京の恋人の原節子の照れ隠しの演技の表情→年末偶然観た松本人志と加賀マリ子の対談→加賀マリ子の雪国の撮影所に頻繁に遊びに来る川端康成→いこか戻ろか?の撮影所で加賀マリ子に遅刻を注意されるさんまの話→木下恵介の死闘の伝説で岩下志麻をレイプしようとした菅原文太を射殺する加賀マリ子→川端康成と裸の銃を持つ男に犯人役で登場するOJシンプソンと松本…
上海の女やロストハイウェイの意味わからなさと文芸古典作サマセットモーム。ベディデイビス主演の月光の女が一つの線で繋がる作品だが、注目はオードリートッターがベディデイビスそっくりの顔真似をする事よりも、刑事の面がカリスマホストみたいなワル顔とワルい喋りで犯人の女をたらしこむところでした
おれは、ボウイを知らないあなたのことが、大好きだ。 2022年。ブレット・モーゲン監督。ドキュメンタリー映画。 世界的ロックスター、デヴィッド・ボウイの生涯を追ったドキュメンタリー映画の最新版。これを見ればデヴィッド・ボウイのすべてがわかる!…な~んてあるわけねえだろバーカ! あすあす、ご苦労さん。大学の新入生合宿研修の夜に、初対面の奴らとマジカルバナナしてて「リンゴと言ったら赤い♪」ときたので「赤いといったら共産党」つったら変な空気になってアウトにされたから「アウトといったらサイダー」つって何かの挽回を試みたけど、またぞろ変な空気になったとき、高校から一緒だった友人が「おまえや。アウトサイダ…
全4項目 ●代表作 ●「The Criterion Collection」の「Hlynur Pálmason's Top 10」より14本 ●2022-2023「Sight and Sound The Greatest Films of All Time All voters」より10本 ●「The Criterion Collection」の「Hlynur Pálmason’s Closet Picks」より11本 「カラスの飼育」より 全4項目 ●代表作 「ゴッドランド GODLAND」、 「ホワイト、ホワイト・デイ(クヴィトゥル・クヴィトゥル・ダグル)」等 映画監督 等で活躍するフリーヌ…
妻への疑念から、隠しカメラを設置し・・・ モノクロームの世界観が観る者を異世界へと誘う、新感覚の日本映画『ホゾを咬む』が12月2日(土)より新宿K’s cinemaにてロードショーされるのを皮切りに全国順次公開される。 (C)2023 second cocoon 「後悔する」という意味のことわざ「を噛む」からタイトルをとった本作は、短編映画『サッドカラー』がPFFアワード2023に入選するなど、国内映画祭で高い評価を受けている新進気鋭の映像作家・髙橋栄一脚本・監督の最新長編映画だ。 主人公のハジメ役を『MAD CATS』(2022/津野励木監督) 、『クレマチスの窓辺』(2022/永岡俊幸監督…
原題も「Wild at Heart」(真の野生) 原作はバリー・ギフォードの「ワイルド・アット・ハート: セーラーとルーラの物語」 リンチはこの映画のテーマのひとつは「地獄で愛を見つける」ことで 結末は「幸せな」と述べたそうですが 最初の脚本は、セイラーがルーラを棄ててしまうという 原作通りの暗い結末だったそうです それを読んだリンチの当時の恋人、イザベラ・ロッセリーニが 「こんな悲惨な映画には出演したくない」と激怒(笑) 再考した結果「オズの魔法使い」(1939)の要素にたどりついたとか 長年連れ添った恋人の元を去ろうとする男の前に 「良い魔女」が現れ「愛に背いてはいけません」と告げると 男…
【前置き】(飛ばして結構です) この年になって気が付いた事があり、それは物語全体を暗喩で覆い隠す「暗喩物語」があるのだと言う事です(暗喩物語とは、ただの私の造語ですけど)。 これら暗喩物語を沢山見て来ると、それらは複雑に絡み合ったりしてるので、複雑になり過ぎ、始めて見る人には分かりずらくなってきました。 だから、まとめようかと思った次第です。 ただちょっと躊躇してました。 これは言ってみれば、ミステリーの答え合わせを言ってしまう様な物です。 物語をつまらなくさせるものです。 だから分かっている人達も、決して表立っては言わないで来たのだと思います。 しかし、前に言った様に、日本と言う寂れてくる来…
ヴィム・ヴェンダース×役所広司=カンヌ男優賞 ヴィム・ヴェンダース監督、役所広司主演作とあっては絶対にみのがせない!しかも本作では、カンヌ男優賞受賞作品だ。そこで今回はおすすめのヴェンダース作品を中心にドイツ映画を紹介したい。この記事を読むことで、「パーフェクトデイズ」が公開される頃には、あなたは普通の人よりもかなり詳しくヴェンダース映画を語れるようになるはずだ【永久保存版】。 目次 【ヴェンダース映画】カンヌ映画祭受賞作「パーフェクトデイズ」とは 【ヴェンダース映画】ヴィム・ヴェンダース論について 【ヴェンダース映画】おすすめ10作品 【ヴェンダース映画】おすすめ10作品以外の映画たち 【ニ…
全4項目 ●代表作 ●「Sight and Sound」の「映画監督が選ぶオールタイム・ベスト 2002(Sight & Sound Top Ten Poll 2002 All directors who voted The directors who voted in top ten poll were)」より15本 ●「The Criterion Collection」の「Mary Harron's Closet Picks」より10本 ●「thefilmexperience.net」の「Interview: Mary Harron on "American Psycho" & More」…
Book: ●『熊 人類との「共存」の歴史』 べルント・ブルンナー:著 伊達淳:訳 ●『プニン』 ウラジーミル・ナボコフ:著 大橋吉之輔:訳ホームシアター: ●『ダイヤルMを廻せ!』(1954) アルフレッド・ヒッチコック:監督 ●『裏窓』(1954) アルフレッド・ヒッチコック:監督 ●『泥棒成金』(1955) アルフレッド・ヒッチコック:監督 ●『ハリーの災難』(1955) アルフレッド・ヒッチコック:監督 ●『知りすぎていた男』(1956) アルフレッド・ヒッチコック:監督 ●『間違えられた男』(1956) アルフレッド・ヒッチコック:監督 ●『めまい』(1958) アルフレッド・ヒッチ…
パルプ・フィクション [DVD]ジョン・トラボルタAmazon 先日観たデヴィッド・リンチ監督の『ロスト・ハイウェイ』でも、物語が「ループ」するというか、最初のシーンがラストにつながって来るのだけれども、このタランティーノ監督の『パルプ・フィクション』でも、映画内時系列は分断されてその順序を変えて描かれている。 この作品の冒頭とラストのダイナーでのシーンを「プロローグ」「エピローグ」としてひとつのストーリーと解釈すると、この作品には4つのストーリーが描かれていて、それぞれが「魅力的」に面白い。①Vincent Vega & Marcellus Wallace's Wife ヴィンセント(ジョン…
ロスト・ハイウェイ 2Kリストア版 [DVD]ビル・プルマンAmazon この作品は、「小説」として発表されたのなら「面白い作品」だと思えたことだろう。しかしこの作品は「映画」であって、視覚的イメージは製作者によって限定されてしまっていて、描写出来ないはずのものを描写してしまっていると思う。 小説とは「視覚イメージ」を伴わない表現で、その「イメージ」は読者にまかせられている。例えばトマス・ピンチョンの小説、例えば『重力の虹』などに描かれたイメージを読者が自分の脳内に思い浮かべようとしても、「それは無理だ!」と思うのではないだろうか。そして例えばウラジーミル・ナボコフの『絶望』や『目』といった作…