この20年、本公演をかかさず観賞しているシベリア少女鉄道の新作『どうやらこれ、恋が始まっている』(作・演出 土屋亮一)を観てきた。 数年前、このブログでシベリア少女鉄道の「ネタ」のパターンを細かく分析したことがある。 1・シリアスなドラマが後半になると異なるモノで表現される 2・前半のドラマを後半でくり返すことで異なるモノが出現する 3・ドラマ自体を脱構築する一種のメタフィクション 大きく分けてこの3つのパターンがあるわけだが、この10年ほどは、いくつかの要素を掛け合わせた複雑な展開を遂げるネタが多い。 さて、コロナ期間を明けての新作はというと(公演が終わったのでネタバレで紹介する)、舞台は近…