石渡嶺司・大沢仁『就活のバカヤロー――企業・大学・学生が演じる茶番劇』

就活のバカヤロー (光文社新書)

就活のバカヤロー (光文社新書)

読了。面白かった。1日で読める。
たいへん痛快で,そこまで断定していいのか? と心配になるくらいだが,問題提起は実に的を射ていると感じる。学生・大学・企業・就職情報会社それぞれにスポットを当てる多角的な取材が本書のウリであり,「茶番」にどのように荷担しているのか,また,それぞれの悩みの種はどういうところにあるのかについて,容赦ない論評がなされている。1年前に読みたかった。実感としても,就活は就活自体の「得体の知れなさ」との闘いだったなあと思う。それと,学生として言わせてもらうと,提供される情報(企業からのものだけでなく,いわゆる就活本から口コミにいたるまで)があまりに多いので,学生がある種の考えすぎ状態に陥っているような気がする。
意外だったこと。学生は「競合する○○社との違いを教えてください」という質問をよくするが,これは営業妨害になるからうかつなことは言えないんだそうだ(p.213の欄外)。なるほど。

かんたん携帯821Tとお父さん写真集・ストラップ

先日帰省したときの話だが,祖母が携帯の機種変更をした。SoftBankの「かんたん携帯」821T。これ,いじってみたが,かなりよくできている。ドコモのかんたん携帯のパクリという話もあるが,よく練られていることは確かである。ボタンの「長押し」操作という概念を撤廃した(唯一の「長押し」操作は電源ON/OFF)のがすばらしい。
ショップでは正月だったのでくじ引きがあって,引いてみたら3等が当たった! お父さん写真集

白戸家のお父さんのヒミツ

白戸家のお父さんのヒミツ

と,しゃべるお父さんストラップ4をもらいました。
それと,順番待ちの椅子のところにみかんが置いてあって和んだ。田舎のショップって面白いですね。以前書いたが(d:id:trb-es:20071229#p1),新聞の折り込みでこんなチラシがきたことがある。

鮭。。。