『月刊鉄道模型趣味(TMS) 2013 1 No.846』機芸出版社

Nのモジュール川越鐵道 JOHNSON AIR BASEが、格納庫やパラボラアンテナなど、飛行場の作り込みがいい。
先月に続いて軽便鉄道模型祭の記事が今回も。いろんなレイアウトがある。

木曽モジュール倶楽部の記事が2件。二子持停車場は草の感じや線路の感じが良いのだけど、モジュールの線路配置に関する検討の話が載っていて、通過する本線がポイントの分岐側にならないように工夫するのね。現役当時の実物写真が載ってて、雰囲気を旨く再現してるのがよくわかる。
もう1件は、大洞川鉄橋のモジュール。って、実物写真ばかりで模型の写真は?と思ったら、大きなカラー写真2枚が模型の写真だった。外に持ち出して背景が実際の山だったので実物だと思ってしまった。そのくらいリアルな仕上がり。というか、川と河原の石がどう見ても本物なんだもん。見事。

アメリカのナローゲージ・コンベンション・リポートの第2回。
今回はレイアウトツアーの話がメインで、古川さんのレイアウトが紹介されている。1/67 14.3mmのSn3とか、初めて聞くようなゲージ。部分的にはウェブで見たことがあるけど、細かな部分の話とかいろいろおもしろい。
Sスケール16.5mmのSn42というニュージーランド型のレイアウトがあって、Sスケールって1/67でいいのかな？これも初めて聞くゲージなんだけど、日本の13mmなんてのも外国に行けば「それ何?」なんだろうなぁ。
ここらへん、ゲージとスケールがごっちゃになってますが。
初めて読むような話がいろいろで面白かった。

TMS鉄道模型コンペティション2012の入賞作品の中に「昭和30年代、思い出のふる里」というZゲージのレイアウトの写真があって、田舎の民家の町並みがいい感じ。記事が載るのが楽しみだ。