DTMって何?って人がmidiをいじって鳴らせるメモ

音楽って好きなんですけど、僕は音痴だしリズム感もないみたいで正直あんまり得意な分野ではありません。
でもまぁパソコンいじるのは得意だし、DTM(DeskTop Music)で久しぶりに音楽を楽しめたらいいなぁと思って初音ミクを買ったんです。

このまえTELL MEをニコニコにアップしたらmidiがちょっとってコメントをいただいたので楽譜を買ってきてmidiを直してみました。今回はそのメモ。

楽譜が読めんぜよ

まぁ一応ドがここで…とかは知っていたんですが、いつも低いドから初めて、音符数えるのって大変ですよね。そういうのを楽譜が読めるとは言わないのではないかと思います。それで手っ取りはやい楽譜の読み方から調べ始めました。以下のサイトがなかなかいいですよ。

midiファイルのいじり方

midiファイルっていうのは楽譜みたいに曲の音程と長さが書かれているものだと思ってもらえればいんですが、それの編集の仕方について。Cherryってソフトが使いやすいです。

これによって楽譜の部分を変えられる他、演奏する楽器を変えることなんかも簡単にできます。
操作方法には慣れが必要ですけど慣れれば非常によくできたインターフェイスだと思いますよ。

僕がネットからもってきましたmidiでは(作者様に感謝)、2本のギターで演奏されていましたが、楽譜を見るとギターが3本必要なので、トラックを分け、楽譜と違うところを直し、必要な部分を足していきました。これは膨大な作業になるので、目立つところ以外、直していません。これからも気になる度にちょこちょこ修正していこうと思います。

今はコピーばっかりミクに歌わせていますけど、いつかオリジナルの曲とか作れたらいいなぁと思ってます。

演奏のさせ方

midiをそのまま鳴らした音は、僕はそんなに嫌いではないんですけど、確かにギターのフレーズとかは不満があります。もっと本物の楽器みたいな音でやりたいなぁと思いました。そんな事情を簡単にかなえてくれるのがVSTiという奴です。なんかミクをやっているとよく聞く単語で何のことかと思っていましたがやっと意味がわかりました。これは要するに機能を拡張するプラグインの形式のことです。楽器そのものの場合とエフェクトの二種類があります。まずは楽器のほうのお話。

まずMusic Studio Producerっていうソフトをダウンロードします。
それからいろんな楽器の音をいれていきます。
今回の場合はこんな感じです。
オルガン:OrganOne
ギター:DVM Guitar
ドラム:JM-1
ベース:EVM Baseline

これらをダウンロードし、Music Studio Producerのプラグインフォルダにぶち込みます。
トラックのところでDeviceをA1とかそういうデフォルトじゃないのに変えて、Patchっていうところをクリックすると起動のとき読み込んだVSTiプラグインたちを表示してくれるので選びます。

この楽器のエミュレートはかなり重い作業みたいで、僕のPCはCPU:2GHzメモリ1GBあるのですが、よくフリーズしましたね。何度もやり直してやっと演奏させることができました。

ここで気をつけたいのはWin XP付属の音源とこういうプラグインをまぜるとなんだかタイミングがおかしくなります。どうもこれは付属の音源がしょぼすぎることによるようで、やるなら全楽器をVSTiでやる必要があるのかもしれません。僕は実際そうしました。

Music Studio Producerは分厚いマニュアルにほとんどのことが書いてあるのですが、逆に言えばそのマニュアルをみないと簡単なことさえやるのが難しいです。このmidiの演奏をwavに録音するのはけっこう面倒でした。

オーディオトラックっていうところをわざわざ作ってそれを録音モードにして、録音すればいいんです、ここにたどりつくまで結構苦労しましたよ。このときデフォルトの設定ではメトロノームがなってその音も録音してしまうのですが、表示→コントロールバー→メトロノームメトロノームの調整パネルをだしてRECのチェックをはずしましょう。

Mix

で、ミクさんの歌と今録音した伴奏をmixするわけですが、それにはKRISTAL Audio Engineを使います。その辺の話は前に書いたので省略です。

まとめ

なかなか大変でしたw。

追記

完成品は以下。

まぁかなり酷評なようですが…。努力じゃなくて完成品の評価だからまぁこんなところか。
映像のほうはwindows ムービーメーカーで作りました。